「コンサルとして独立し副業で稼いでみたけど始め方が分からない」「どれくらい稼げるのか知りたい」「コンサルとして副業するためにおすすめのサービスや準備すべきことを知りたい
本記事ではこんな要望、疑問にお答えします。
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- コンサルの副業をするための始め方や必要な経験・スキルについて解説
- コンサルの副業で稼ぐための方法を解説
- コンサルの副業をするために活用するサービスと準備方法を紹介
本日はコンサルの副業について解説していきます。
現在コンサルタントとして活躍している人や、昔コンサルタントとして働いていた人の中にはフリーランスのコンサルタントとして副業で稼ぐことを考えている方も多いはずです。
実はコンサルの市場ニーズは年々増加しており、コンサルタントとしての経験さえあれば、それが週1日~2日であったとしても十分に稼ぐことができるのです。
しかし、コンサルとしてどのように副業を始めていくべきか、またどんなサービスを利用して準備すればよいのか知らなければなかなか仕事を見付けることが難しい実情もあります。
そこで本記事では、コンサルにおける副業の始め方や稼ぐための方法、活用すべきサービスや準備について解説します。
本記事を読めば、コンサルの副業の始め方、稼ぎ方、準備について理解でき、すぐにアクションを起こすことができるようになるはずです。
コンサルの仕事とは?
まず、コンサルの仕事について具体的にどんな仕事なのかご存知でしょうか。
私は現在Web系のIT企業に勤めていますが、前職はコンサルティングファームにて主に製造業を中心にコンサルティングを行っていました。
コンサルティングファームとは、経営から業務プロセス改革、導入まで人財をベースにビジネスを行っている会社のことを指し、有名な会社としては、マッキンゼー、ボスコン、ATカーニー、ベイン&カンパニー、アーサー・D・リトル、デロイト・トーマツ・コンサルティングなどがあります。
これらのコンサルティング会社は世界的にも有名な会社であり、入社難易度が高くその分人気ランキングでも常に上位に位置している会社です。
また上記は外資系のコンサルティングファームになりますが、日本の企業をメインコ顧客として持つ日系のコンサルティングファームもいくつか存在します。
ベイカレントコンサルティングやNRI(野村総合研究所)、MRI(三菱総合研究所)、NTTデータ経営研究所、シグマクシスなどは学生の就活においても人気の企業として挙げられます。
コンサルティングの意味は、辞書だと相談に乗ることを指しますが、コンサルタントの価値は相談に乗った上で課題解決の手法や道筋を提案することです。
業務は主に2つに分類でき、クライアントへの戦略提案、クライアントが考えている課題を解決するために必要なITサービスやソリューションの導入、実現の2つがあり、昨今では後者の需要が高い傾向にあります。
世界的にも驚異的な速さでテクノロジーが進化しているために、大企業であればあるほど新たなテクノロジーの導入が大掛かりになりますが、そのスムーズな導入や実現に際してコンサルタントの力が必要となっているのです。
基本的には、クライアントファーストの考えで動くため、顧客にとって最善の選択肢は何かを常に考え行動する必要があり、そのためコンサルタントの仕事は、きつい、忙しい、自分の思い通りにならなためつまらないなどのイメージが先行されがちですが、顧客からのとても感謝される仕事でもあるため、それが最大限の魅力です。
また何よりもコンサルタントの魅力はその年収の高さにあると思います。
ビジネスモデル上、コンサルティングに必要なのは優秀な人材のみであり、それ以外には事務的な経費しか発生しないため、一番下のコンサルタントでも平均年収は高い傾向にあります。
順調に昇進を重ねてプリンシパルなどの重要な役職にまで登り詰めることで、大手企業の多くと接点を持つことができ、人脈も拡がります。
そのため、コンサルタントとして一定のキャリアを積んでいれば、個人で独立してコンサルを行っても十分にやっていくことができます。
コンサルの副業と始め方
コンサルタントが副業を始めるには、個人事業主としてコンサルの仕事を引き受けてこなしていくことになるため、一定のコンサルタントとしてのキャリアが必要になります。
しかし、コンサルタントとしてのキャリアがなくとも、コンサルの副業を始めることは可能です。
先にお話したように、コンサルタントの仕事は相談に乗った上で価値ある提案を行って解決まで支援することになります。
自分が普段専門的に行っている仕事を外部で困っている人にアドバイスをすることで支援し、その対価としてお金を得ます。
そのためには専門的な知識やスキルを有している必要がありますが、特定の業界に長く勤めて十分に専門性を備えているのであれば、コンサルの副業を個人で行うことは可能です。
コンサルというと一般的に頭脳派集団のイメージが強く、普段サラリーマンとして働いている方には自分とは縁のない仕事だと捉えている方も多いのですが、決してそんなことはないのです。
コンサルといえど多種多様な仕事があり、むしろその多くはコンサルティング企業に勤めている人よりも専門的な知識やスキル有しているために重宝される可能性もあります。
今までの自分のキャリアを存分に活かせ、副業を始める上で最も自分のスキルや知識、経験を活かせる仕事がコンサルと言えます。
この事実を知らなければ、ネット上の副業掲示板等でおすすめされているような在宅でスマホの副業などの手を出してしまい、せっかくのキャリアを存分に活かした副業を行うことはできないでしょう。
また、中には始め方が分からないことでコンサルの副業を開始できない人も見受けられます。
今や案件の受注することすらも外部サービスを活用すれば可能であるため、本を購入したり事前にHPやブログ立ち上げなどを準備したりする必要もなく、専門的な知識とスキルさえあれば、資金や人手すらも要りません。
必要に応じて人員を募り(クライアント持ちで)、作業をアサインして取り纏める形でこなしていくことも可能であるために、平日の夜や土日など、本業のスケジュール以外の自分の時間を上手くカスタマイズした上で、自分自身ができる範囲で進めていくこともできるでしょう。
コンサルティング経験があれば有利
以上のように、専門的な知識、スキルさえあればあとは自身で副業を行っていくだけであるため、それさえ満たしていれば基本的には誰でも行うことができますが、より高価な案件を定期的に引き受ける上でコンサルティング経験があれば有利に働くことは事実でしょう。
というのも、コンサルティング会社での経験を積めば積むほど、多くの企業のコンサルティングに携わることができます。
その分、多くの企業の重役と面識を持つことができ、またプロジェクトの成功如何では信頼を獲得することができます。
優秀なコンサルタントほど、会社の名前でコンサルティングを行うのではなく、自身の名前で顧客から仕事を貰うことができ、それは副業にも存分に活かすことができるのです。
これは、今はコンサルティング会社で働いていなくとも、数年間はコンサル経験があり、その後ベンチャー企業やIT企業などに転職した方でも対象となります。
また、コンサルティング経験がなくとも、おおよその副業におけるコンサル案件はITに関する案件がメインとなります。
そこで、コンサルティングに必要となるIT系の資格が保有していれば、資格が必要となる案件も引き受けることが可能となるために有利となるでしょう。
また資格と並んで、英語に関しても同様です。
コンサルティング案件にはグローバルで行われている仕事も多く、ビジネス英語が問題なくこなせれば有利に働きます。
日本の企業の中には英語で資料を作成することに長けていない企業も多いため、例文作成や説明文作成だけでもコンサルタントとして活動することができるでしょう。
コンサルの副業で稼ぐための方法
このコンサルの副業の始め方は、基本的には以下の方法で案件を探すところから始まります。
・培った人脈で案件を受注する
・コンサル案件を専門に扱っているWebサービスを利用する
一番確実なのは、前者の方法で知り合いから案件を受注できることですが、そのためにはコンサルタントとしてのキャリアが長く実績がないとなかなか難しいでしょう。
実績がなくともそのツテから仕事を獲得できる立場の方であれば良いのですが、大抵の場合はそうではないかと思います。
一番手っ取り早く、且つ自分の希望に沿った案件を探しやすいという特性上、Webサービスを活用することが一番効率的でしょう。
しかし、単にWebサービスを活用すればすぐにコンサルでお金を稼いでいくことができるかというとそういうわけでもありません。
基本的にコンサルティングは「何ができるのか」を明確にした上で挑まなければ意味はなく、自分でそれを把握していないと、継続して案件を受注することができませんし、副業を始めても稼いでいくことは、難しいでしょう。
コンサルを求めている方々は、自分にはできないことに対して早急に対処していくためにお金で時間を買っているわけですので、求めているコンサル内容に対して自分は適切に対処できるのかどうかが問われるのです。
例えば、私の場合は「人材」「採用」が専門領域です。
スキルや知識、経験としては、求める人材の母集団形成から実際の面接、内定に至るまで一通りサポートすることができますし、採用力向上に向けた全体の採用戦略設計も手掛けることが可能です。
加えて、採用領域のWebサービス全般に知見を有しているために、現在の日本市場、海外市場の変遷と今後の傾向についても話すことができます。
これに対して、もしもコンサルを求めている方々が、人材採用に関して悩みを抱えており、特に母集団形成のやり方や始め方について悩んでいる場合には、すぐに課題を特定した上で対処していくことができます。
しかし、自分の専門領域が何かを分かっておらず、また分かっていたとしてもどんなことができてどんなコンサルティングなら自信を持って支援できるか分からなければ、当然ながら仕事を獲得していくことはできません。
このように、コンサルを副業で始め、稼いでいくために一番重要なことは、案件の探し方等の方法ではなくて、自分が何のコンサルができるのか、その分析なのです。
今の時代、好景気に支えられていることで、コンサル案件は非常に多く出回っており、人手が足りていない状況となっています。
仕事も多く、単価もそれなりに高いために、コンサルをすることで満足のいく報酬を受け取れることでしょう。
しかし、その分求められている要求レベルは高く、しっかりと自分を分析して臨まなければ良い案件に参画することはできませんし、中長期的な視点で継続して案件を獲得していくことはできないため、準備を整えることが重要です。
コンサルティング可能なスキルの洗い出し
副業でコンサルをするための始め方として、最初に行う必要があるのが自己分析です。
そのために、まずは自分が歩んできた社会人人生を棚卸することから始めてみてください。
・社会人年数
・経験業種
・経験職種
・役職
・こなしてきた役割
項目としては、上記を棚卸することができれば十分かと思います。
ここから、自分が辿ってきた道のりを振り返った上で自分固有の「タグ」を見付けます。
例えば、私の場合は以下のようになります。
・社会人年数:15年
・経験業種:人材業界
・経験職種:営業、企画、マーケティング、人事
・役職:メンバー、リーダー、MGR
・こなしてきた役割:「営業」メンバーとしてテレアポ、営業を実施。「企画」リーダーとして、Webサービス上の課題抽出と改善を実施。「マーケティング」MGRとして自社商品拡大のためのBtoBマーケティングを統括。「人事」新卒採用戦略の立案とインターンシップうのメンターを務める。
・上記から抽出できる自分の「タグ」:「テレアポ」「営業」「課題設定」「課題改善」「企画」「マネージメント」「BtoBマーケティング」「新卒採用」「採用戦略設計・立案」「メンタリング」
この最後に抽出した「タグ」は、今まで自分が歩んできた上で獲得してきた自分だけのスキル、知識となります。
「タグ」を掛け合わせることで、どんなコンサル案件に対してどんな価値を提供できるのかが把握できるのです。
「テレアポ」「営業」においては、営業がどんなKPIを追ってどのように数字を追って成果を出していくべきかを示すことができます。
また、「課題設定」「課題改善」「企画」「採用戦略設計・立案」では、その企業における採用課題の抽出、設定、改善と企画立案まで全てを行うことができます。
最後に、「新卒採用」「マネージメント」「メンタリング」の掛け合わせで新卒に向けたメンタリングの仕方を組織のMGR向けに講義することもできます。
このように、自分が獲得してきたスキルを細分化して「タグ」にしてしまえば、自ずと自分がコンサルできることが分かってきます。
コンサルできるコトが明確に分かれば、あとはそれを求めている案件を探すだけですので、非常にスムーズに副業にこぎつけることができるでしょう。
「自分を知ることが始め方の一歩目」ということを念頭にして行動してみてください。
コンサルの副業案件の探し方
スキルを把握し、どんなコンサル案件を探すべきかが分かった後は、どのサービスで仕事を探すかを決める必要があります。
ネット上でコンサルの副業案件を受注していく上では、基本的にはコンサルの案件に特化したサービスを活用することが一番手っ取り早いでしょう。
いくつかサービスがありますが、以下のサービスを活用し案件を探す方法がおすすめです。
- おすすめサービスNo1:コンサルタントジョブ
- コンサルタントジョブは、専属のエージェントが自分の希望に合致した案件を紹介してくれるため、自分から探したり応募したりしなくても良いので手間なく副業を開始することができます。報酬も高額案件を多く取り扱っており、月100万円以上の案件も多いためコンサルで大きな報酬を手にしたい方におすすめです。無料で利用できるため、コンサルで副業する案件に迷った場合はとりあえず登録して紹介してもらうのが良いでしょう。
- おすすめサービスNo2:クラウドワークス
- クラウドワークスは、在宅ワーク案件を幅広く取り扱っているサービスであり、資料作成からビジネス的なアドバイスまで、多くのコンサル案件を取り扱っています。しかし、コンサル案件よりもプログラミングや簡単なデータ入力案件の掲載がメインのサービスであるため大きく稼ぐことは期待できず、月に数万円程度を希望している方向けのサービスとなります
どちらのサービスを活用していくのか選択する際に重要なことは、「どれだけコンサルに時間を割くことができるのか」ということと「どれだけ稼ぎたいか」ということです。
自分の本業と照らし合わせて確保できる時間に応じ、選択した上で副業を進めていくのが良いでしょう。
おすすめのサービスNo1:コンサルタントジョブ
- 東証マザーズ上場のコンサルティンググループが運営しているフリーコンサルタント向けのサービス
- 月100万円以上稼ぐことができる案件を多く取り扱っており、副業でも多額の報酬を手にすることも可能。また本業に合わせて稼働率(50%稼働など)も柔軟に対応してもらうことができる
- サービスは無料で活用することができ、登録後は希望に沿った案件を現役のコンサルタントが完全無料でサポートしてくれるため、手間なく副業を開始することができる
- 副業初心者であっても本業と区別するための税務サポートなどトータルでサポートを受けることができる
- コンサルとして自分で仕事を受注し始めるにあたって完全無料で一からサポートを受けられるため、コンサルの始め方として最適なサービス。
利用料 | 完全無料 | サポート | 専属エージェントから案件紹介から税務相談までトータル |
---|---|---|---|
取り扱い案件 | PMO、業務改善、戦略提案、サプライチェーン改善など様々な領域 | 月額報酬 | 10万円~200万円 |
向いている方 | 副業でコンサルを行い高額報酬を得たい方、本業の傍ら自分で会社を設立しコンサルをメインに事業に考えている方 |
おすすめサービスNo2:クラウドワークス
- 在宅ワーク案件を取り扱っているサービスとしては業界No1のサービス
- 在宅ワークで稼ぐことができる案件を中心に取り扱っており、主にパソコンを活用したプログラミング案件やデータ入力案件、ライティング案件が多数掲載されている
- コンサル案件は資料作成案件やビジネス相談などがメインであるが、掲載数はさほど多くはなく、また単価も月に10万円以上を稼ぐことができる単価ではないため、本業の傍らお小遣い稼ぎ程度に活用するのがメインの活用方法
利用料 | 完全無料 | サポート | なし。基本的に全て自分で行う必要あり |
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取り扱い案件 | 資料作成、ビジネス相談案件 | 月額報酬 | 1万円~10万円 |
向いている方 | お小遣い程度に副業を行いたい方、本業が忙しくあまり時間が取れないが隙間時間を有効活用したい方 |
コンサルの副業で稼いだら確定申告
コンサルの副業が軌道に乗り、上手く稼ぐことができ始めた場合には、本業となる会社にばれないように注意が必要です。
既にコンサルの副業が本業以上に稼げる状況下になっているのであれば別ですが、そうでない場合にはばれない対策を講じるために確定申告を行いましょう。
会社の就業規則に副業禁止の項目規定が定められている場合、正社員は解雇などの懲戒処分が下る可能性があります。
これは、確定申告時に住民税の支払い方法普通徴収として、会社とは別で支払うことでばれないようにすることができます。
また会社にバレるバレないという問題の他にも、税金を納めなければそもそも脱税となってしまうので、そうならないためにも必ず確定申告を行うようにしましょう。
尚、確定申告は、会社員として働いている場合には副業の年間所得が20万円以下の場合には不要となるので、覚えておきましょう。