副業で観光ガイドは儲かる?始め方とお金を稼ぐための具体的方法

近年、世界的な日本文化への興味関心の高まりにより、訪日客がとても増えてきました。

東京だけでなく、全国各地で観光をメイン産業として地域活性化を図ろうと画策している自治体が増えたことで、いたるところで日本の観光を楽しんでいる外国人を見かけます。

そんな訪日客の増加で高まっている需要の1つが観光ガイドです。

単なるツアーガイドを始めとして、サイクリングツアーのガイドなど、その形態はさまざまですが、副業として本業の傍らできることで注目され始めています。

今回はそんな需要が高まっている観光ガイドの副業について、ご紹介していきたいと思います。

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副業で行う観光ガイドの仕事とは?

観光ガイドの仕事は、海外から日本に訪れている外国人観光客や日本各地から観光地を訪れている観光客に対して、観光スポットや飲食店、歴史的建造物の紹介などを通じて歴史、文化を体験してもらうことが主な役割です。

そのため、その土地や歴史に精通していることが求められると同時に、分かりやすい説明などが求められます。

また観光ガイドは、いわゆるツアーコンダクターとは役割が異なります。

ツアーコンダクターは時間や場所などを管理して旅程に基づきツアーを進めていくことが仕事になりますが、観光ガイドは観光客に対する案内や歴史、文化の説明などに重きが置かれます。

観光ガイドは決まった旅程に基づいて案内することはなく、スケジュール管理も厳密に行うことはないために、その点が最も異なる部分でしょう。

観光ガイドに必要な資格

観光ガイドの副業には「訪日観光客相手の通訳を基本として観光ガイド」と「日本人観光客向けの観光ガイド」の2パターンがあります。

一見、観光ガイドで副業を行うには、何か特別な資格や必須要件を満たすことが求められる気がしますが、そのような資格は一切不要であり、初心者であっても行うことが可能です。

2018年以前には、外国人観光客相手に観光ガイドを行うには通訳案内士という国家資格が必要でした。

しかし2019年現在では、法改正によって通訳案内士の資格を持っていなくとも観光ガイドが行えるようになりました。

この背景には、日本の社会変化が大きく関係しています。

日本は2010年以降人口減少局面に切り替わり、日本各地で内需の縮小が問題になり始めています。

そのような状況を打破すべく日本各地で海外観光客の呼び込みが激化しており、観光客は大幅に増えたものの逆に観光ガイドが足りなくなるという現象も同時に発生しているのです。

そこで少しでも観光ガイドを増やすべく政府が打ち出した施策が規制緩和です。

無資格で観光ガイドを行えるようにすることで増える外国人観光客へのガイド数を補い、また今後東京オリンピックや大阪万博などで更なる増加が想定される事態に向けて早めに手を打ち始めているのです。

但し、これはあくまでも観光ガイドでのお話になります。

先の少し紹介したツアーコンダクターの場合は少し勝手が異なってきます。

ツアーコンダクターは「国内旅程管理主任者資格」もしくは「総合旅程管理主任者資格」なる公的な資格が必要になるため注意が必要です。

観光ガイドの時給相場

観光ガイドの時給は、おおむね1,500円から2,500円ほどが目安となっています。

これは他のアルバイトと比較すると家庭教師の時給に匹敵する時給であり、数ある副業の中でも非常に高水準の仕事です。

今流行っている在宅での簡単な内職やパソコンを活用した副業や、スマホでのアンケート調査への協力やポイントサイトでの副業などがありますが、いずれのケースでも時給1,500円以上を記録する副業はほとんどありません。

Webデザイナーとしてデザインの仕事を受託したり、または資料作成を受託したりと、専門的なスキルを活かす場合でなければ得られない水準です。

本業が会社員で平日の副業が厳しい場合には必然的に土日で空いている時間を活用することが求められますが、観光ガイドは高時給であり限られた時間で効率的に稼げるためおすすめの副業と言えます。

副業での観光ガイドの始め方

観光ガイドを副業で始めるにあたっては、以下の2パターンで始めることが可能です。

1:アルバイトや派遣社員として旅行会社で副業
2:個人事業主として観光ガイドの副業

この場合、上記のいずれを選択するかによって、観光ガイドを始める手順が少々異なってきます。

次の章より、パターン別に説明していきたいと思います。

アルバイトや派遣社員として旅行会社で副業をするケース

普段は本業がありつつも、副業でアルバイトや派遣社員として働くことができる時間的な余裕がある場合には、アルバイトや派遣社員も選択肢としては良いかと思います。

アルバイトや派遣社員の場合には基本的に雇用先が存在するために、自分で仕事を見付けてくる必要がないため、安定して月々にお金を稼げることが魅力です。

観光ガイドの副業の始め方としては、一般的なアルバイトを探す際の手順と同様になります。

しかし、大手の求人情報サイトがどこも観光ガイドの求人を扱っているわけではないため、探すのは少し難しいでしょう。

有名な求人情報サイトを活用するのであれば、「バイトル」が最も多くの観光ガイドの求人を保有しているので、まずは「バイトル」の活用をおすすめします。

タウンワークやマイナビバイトは、求人数や認知度こそバイトルを凌ぎますが、観光ガイドの求人はほとんど掲載がないために活用できません。

また最近では、求人サイトを活用するよりも、求人検索エンジンを活用するほうが求人が見付かりやすい傾向にあります。

リクルートが手掛けるIndeedは、全ての求人情報サイトの求人を自動的に掲載、検索ワードに合わせて最適な結果を返してくれるため効率良く求人を探し当てることが可能です。

アルバイトだけでなく、派遣社員の求人から正社員の求人まで全て網羅しているため、最初に幅広く探す上では、まずはIndeedを活用することから始めても良いかもしれません。

個人事業主として観光ガイドの副業を行うケース

次に個人事業主として観光ガイドの副業を行うケースです。

普段会社員として働く上でなかなか時間が取れない場合に、土日の空いた時間や平日の夜など都合に合わせて働くことを求めている場合はこのケースになるでしょう。

個人事業主で働く場合は自ら仕事を探さねばなりませんので、観光ガイド専用のWebサービスを活用することになります。

いずれにサービスを活用する場合でも、基本的な流れは以下の通りです。

1:観光ガイド専用のWebサービスでどのサービスを活用するかを決める
2:サービス上で「氏名、場所、言語、料金」を入力し観光ガイドの仕事を募る
3:ガイド希望者からのコンタクトを待つ
4:ガイド希望者からの連絡を受け取る
5:ガイド希望者の希望条件に問題なければガイドを承認し仕事を引き受ける
6:ガイド希望者とメッセージ等でやり取りを行い具体的な内容や日程を詰める
7:ガイド希望者と内容面で合意が取れたら正式に依頼を受ける
8:観光ガイドの仕事を行う
9:Webサービスの利用手数料を差し引いた金額を報酬として受け取る



ポイントは、仕事の募集を行うものの、決定権は自分にあることです。

依頼を受けたからと言って必ず受ける必要はなく、内容や条件を鑑みた上で割に合わなかったり、時間や場所など物理的に難しい場合には断ることができます。

このように、全て自分都合で仕事を進めることができるため、会社員にとっては非常に副業が行いやすいでしょう。

しかしながら、仕事をしたくても依頼がなければ永遠に稼ぐことができないために、思ったように稼げないことは逆にデメリットにもなり得ます。

多少融通を効かせてでも仕事を引き受ける姿勢で臨まなければなかなか稼ぐことは難しいでしょう。

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観光ガイドの副業で稼ぐための方法

では具体的に、観光ガイドの副業で稼ぐためにはどのようにするべきなのか、具体的なポイントを挙げていきたいと思います。

ここで挙げるケースは、個人事業主として副業していく際にどのように収入を最大化できるのか、ということに焦点を当てていきます。

日本は、戦後、高度経済成長を始めとした経済発展に伴って、先進国の仲間入りを果たしてきました。

当然ながら、世界各国から関心も高く、特に京都や東京など人口が多い都市では見かけない日はありません。

しかし、そんな日本であっても、なかなか英語を流暢に操れる日本人は多くないために、訪日客に対する観光ガイドが十分に行えておらず、今後の東京オリンピックや大阪万博などの世界的なイベントを前にして観光ガイドの整備、ニーズが急速に高まっている傾向にあります。

私も副業を行っている傍ら観光ガイドの依頼を何度か打診されたことがありますが、残念ながら観光ガイドを務めるに足る英語力を持っていなかったことで叶いませんでした。

そこで、観光ガイドになり稼いでいくために必要なスキルや条件、方法について、私が準備がてら調べた結果が以下となります。

・英語力(リスニング&トーキング)
・特定の場所における観光ガイド力(東京の1エリアにおけるパワースポット等)
・観光ガイド力を発揮する上での時間の確保

おおまかに挙げるとこの3つが挙げられるでしょう。

海外からの観光客をガイドすることになりますので、当然ながら求められるのが語学力です。

英語さえできればまず問題にならないでしょう。

しかし一般会話レベルで流暢に話すことができなければ観光ガイドとして実績を残すことは難しいかもしれません。

次に、特定のエリアに基づいて観光ガイドとしての力を発揮できることが求められます。

例えば、東京都世田谷区のパワースポットを知っており、その歴史や文化を伝えることができたり、日本のラーメン激戦区であるエリアにおいてランキング順に紹介し食べ歩きにつれていくことができるなどの知識が求められるでしょう。

これは私たちが海外に行った時に求めるのと同様であり、訪日客も日本の分化に触れ、歴史に触れ、経験することを求めています。

建造物であったり食べ物であったり、演劇であったり様々な文化がありますが、そのいずれかの分野において詳しく、誰においてもガイドが行えるような自信と知識があれば観光ガイドとしては十分と言えます。

そして最後に時間の確保も重要です。

自分の持ち味を発揮できる時間帯が主に昼間であった場合に夕方以降しか時間が確保できないのだとしたら、観光ガイドとして副業することはできません。

そのため、自分の観光ガイド力が最大限発揮できる時間帯において週に2~3日など、望むだけの報酬を得られる時間を確保することが必要条件となります。

以上、この3つを満たせていれば観光ガイドの仕事を扱っているウェブサービスに登録することで仕事を探すことが容易ですし、すぐにでも観光ガイドとして副業することが可能です。

場合によっては月に10万円ほどの収入を得ることも現実的でしょう。

勘違いしたくないことは、英語ができるからといって観光ガイドは務まらないことです。

それはコミュニケーションをとるための最低限のスキルであり、一番大事なことは観光ガイド力を保有していることです。

これがなければ仕事を数回引き受けることができても継続的な評価を得ることはできませんし、長く稼いでいくことが難しくなってしまう可能性があります。

自分が一番観光ガイドとして発揮できる領域をしっかりと定めて、英語力と併せて取り組んでいけるようにしましょう。

自分の強みの分析

観光ガイドで副業するわけですので、観光ガイド力がなければ当然のことながら仕事になりません。

しかし、訪日客との異文化コミュニケーションばかりがフォーカスされてしまい、結果として英語や中国語など、外国人と話すことができればガイドが務まるはず、と思ってしまう傾向が多くみられます。

ここで改めて認識してほしいことは、話せることなど前提条件(当たり前の条件)であるということです。

厳しい言い方をすれば、話せるだけで観光ガイドが務まると考えることは非常に視座が低いと言わざるを得ないでしょう。

観光ガイドで副業し稼ぐことを目的とするのであれば、自分の強みとなる部分を認識して臨む必要があり、まずはそこがどこであるのかを考えることが大事です。

一口に観光といっても、複数の分野に分かれていきます。

・食べ物
・歴史的建造物
・日本のホットスポット

大枠はこの3つに絞れられるでしょう。

さらにその中でも日本固有の食べ物(ソウルフード)について分けて考えることができます。

・麺類(らーめん、つけ麺、うどん、蕎麦など)
・粉もの類(たこ焼き、お好み焼き、もんじゃなど)
・和食類(鮨、お刺身、懐石料理、丼など)
・鍋類(各種鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶなど)

より細分化していけばもっと分けることも可能ですが、世界的に名が知られており、ニーズが見込める分類は上記の4つになるでしょう。

例えば、その中で自分がどの分野に興味があってガイドできるほどの知識、経験があるのかを考えます。

良く聞く例としては、日本固有の進化を遂げてきた食べ物であるらーめんが挙げられます。

らーめん激戦区である高田馬場の有名店をめぐる観光ガイドなど、詳しい方にとってはうってつけの強みとなるでしょう。

また他にも、昔ながらの粉もの、和食が食べられる赤提灯系の飲み屋街を巡る観光ガイドなど、日本独特の分化を食べ物で触れ合っていきたいと考えている訪日客向けのコンテンツがあればそれを強みにできるでしょう。

食べ物と同様に、日本には歴史的建造物や、渋谷や新宿、秋葉原などを代表とするホットスポットも数多く点在しています。

原爆ドームなど過去の戦争の歴史を色濃く残す広島や長崎、また日本唯一の南国都市と言っても過言ではない沖縄、神社や大仏などで日本の文化を感じることができる奈良や京都など、外国人にも人気のスポットが数多く存在します。

例えば、とある時代に沿った歴史的建造物を紹介するツアーや、日本の若者のメッカ、渋谷を巡るツアーなども考えられるでしょう。

このように、副業で観光ガイドを行うには、自分がどの分野に詳しく、満足してもらえるガイドが行えそうかを最初に明確にしておくことが最も重要であり、稼ぐための基本的な戦略となります。

目標と条件の設定

自分の強みとなる観光ガイド力を確認したら、あとは稼ぐための条件を確認して準備をすることが大事です。

せっかく強みを確認してもそれを活かすフィールドがなければお金を稼ぐことなどできません。

明確に定めるべき条件は以下の項目です。

・時間
・強みを発揮しやすい案件が多いサービス

最初に時間は確実に意識して決めておく必要があります。

副業の場合、日中は本業を行っている人がほとんどであるために、時間を作れるのは夕方以降というケースが大半です。

その場合、平日は夕方以降、休日のみ日中を含めて時間を確保することになりますが、ホットスポットや歴史的建造物巡りの場合は日中でないとニーズがほとんどないケースがあります。

訪日客にとっては、平日休日は関係ないために、平日で観光ガイドをしてほしいと思っている一方で、休日しか枠を作ることができないのは機会損失が大きく、効率的に稼げない可能性があるでしょう。

ですので、自分の強みを活かす上で、最もニーズがありそうな時間帯の確保が求められるのです。

また、副業をするからには目標額があるかと思います。

月に10万を副業で稼ぎたいと考える場合には、一回あたりの副業で稼げそうな金額をもとにして逆算することになります。

観光ガイドの場合、多くは時給2,000円ほどを見込めるために、4時間ほどのガイドで日給8,000円を見込むことができます。

もしもこの日給で10万に到達するためには、約13日間観光ガイドとして副業する必要があり、約2日に1日は副業をしなければなりません。

果たしてこれが本業をしながら実現可能であるのかどうか、無理なのであれば目標額を下げるのかどうか見直さなければならないでしょう。

ここで、目標額を最初に定める意味ですが、大きくは「継続性の担保」になります。

もしも副業がその場凌ぎのお小遣い稼ぎのためで期間限定で割り切っているのであればさほど問題にならないかもしれませんが、継続して稼いでいきたい場合には、「目標の達成」と「仕組み化」こそが継続して稼いでいくための秘訣となるため、しっかりと計画を立てて実行することが重要となるのです。

時間の確保に目途が付いたら、あとは案件を探すのみです。

これもサービスによって扱っている案件の傾向が異なるために、しっかりとサービスを見定めた上で自分の強みを発揮できる案件が多いサービスを使うようにしましょう。

せっかく強みを持っていても案件を見付けることができなければ副業などすることができずに終わってしまいます。

最も効率的に、計画通りに副業を進めていくために、サービスの特徴を把握して3つほど選択して利用することで、副業を進めていくことができるかと思います。

現地観光ガイド仲介サービスの活用

では実際に観光ガイドを仲介するサービスにはどのようなサービスがあり、どんな特徴があるのかを紹介したいと思います。

以下の3パターンに沿って、利用しやすいサービス種別で分けてみました。


・Huber:観光ガイドという立て付けではなく、友達として母国を紹介するという感覚で副業を行うことができます。「世界中の人たちと友達になる」をコンセプトに観光ガイドを行うことができるため、親しみをもって取り組むことができるのが特徴です。

制約条件が少なく、決まったガイド方法を行う必要もないために、個人で利用する場合には最もお勧めのサービスです。

・TripleLights:観光ガイドとしてしっかりと役目をこなすことにフォーカスしたサービスです。基本的には通訳案内士の資格を持っている人が登録できるサービスであるものの、資格なしでもデビューすることのできるサポートの充実さが特徴です。

・Travee:観光ガイドはやったことがないためにまずは練習として実践経験を積みたいと考えている初心者の方にお勧めのサービスです。基本的にサービス運営会社が観光ツアーの内容やガイド方法を決めているために、それに沿って練習、経験を積むことができます。

他にも、Meetrip、RootTrip、TABICA、Voyaginなどのサービスがあります。


上記を纏めると、個人で最も利用しやすいのは「Huber」、しっかりとサポートを望むのであれば「TripleLights」初心者は「Travee」という棲み分けになります。

これらサービスの特徴を元にして、自分の経験やスキル別にどのサービスが向いているのかを確認し、さらに自分の観光ガイドとしての強みを最も活かしやすい案件が多いサービスを特定することができます。

また中にはアプリを出している観光ガイド仲介サービスもあるため、初心者であっても安全に活用することができるでしょう。

このように、活用すべきサービスをしっかりと活用し1件1件確実に案件をこなすことができれば副業で大きな収入を得ることも現実味を帯びてくるでしょう。

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観光ガイドの副業で稼いだ後に必要なこと

これまで、観光ガイドとして個人事業主で稼いでいくためにはどのように行動すべきかをご紹介してきました。

しかし、副業は稼いで終わりではありません。

稼いだ後に日本の法律で定められている納税義務を果たしてこそ初めて副業が完了します。

副業の納税義務は、基本的に年間の所得が20万円を超える場合に必要となります。

20万円を下回る場合には所得税や住民税など、支払う税金額は0円となるために納税手続きは不要です。

しかし、20万円を超える場合には例え税金が1円であったとしても納税義務を怠れば脱税となってしまいます。

またそれだけではありません。

もしも副業が禁止されている会社員であった場合、副業がバレてしまったら就業規則に則って罰せられる可能性があります。

最悪の場合は懲戒処分も考えられるために、必ず納税を怠らないように注意しましょう。

副業の収入で税金を納めるためには、確定申告が必要です。

確定申告で確定した所得税と住民税を払うことがゴールですが、初心者の場合には、確定申告のやり方や必要書類の書き方をマスターするだけでも時間が掛かるため、税理士など詳しい人に聞きながら進めるほうが無難と言えます。

ここで1つ注意点があり、会社員で会社が副業を禁じている場合には住民税の支払い方法を普通徴収として申告することを忘れてはなりません。

普通徴収にしなければ確定申告をしても会社に副業がばれてしまい、結果懲戒処分を受けることになってしまいます。

確定申告に詳しい税理士等のアドバイザーの元、普通徴収で住民税を支払うことで観光ガイドで稼いだ報酬をしっかりと活かすことができるようにしましょう。