ナレーターの副業における評判は?実情とおすすめの求人の探し方

ナレーションの仕事はご存知でしょうか?
テレビを見ている時など、顔は見せないものの背景などをベースにしてナレーションが入っているケースを多く見かけるかと思います。
その場合、必ずしも芸能人が担当しているわけではなく、実は副業でナレーターとして活躍しているケースもあります。
またそれ以外にも企業が作成する動画にもナレーターを活用するケースが多く、初心者であっても一定の条件を満たせていればナレーションの副業を行うことも可能です。
本日はこのナレーターの副業について、評判や求人の探し方などお話していきたいと思います。

私も普段本業で動画を作成する機会がありますが、その際にはナレーターを頼みます。
動画の風景や、スライドに沿って用意した原稿通りに喋っていただきますが、非常に重要な役割を果たしていると常々感じています。
基本的には経験者が優遇されるケースが多いのですが、作成動画の予算やお願いするナレーターの単価によっては経験が浅くとも登用することがあります。
それまでは主に声に自信があり、専門学校などを卒業している方のみが行える専門的な仕事であると思っていましたが、実際に自分で求人を出して頼む側になるとそうではないことに気付かされました。

この理由として、まず発注する側、つまり企業側の目線に立ってみると良く分かります。
まず、企業が発注する場合には必ず決まっていることがあります。

・予算
・作成する動画のイメージとナレーション原稿

これが決まっていないとそもそも動画を作成することは困難となりますので、最初に企業が決めることであり、この決定に沿った形で最善の動画を作成していくことになります。
もちろん、全ての動画でプロのナレーターを雇えればベストかもしれませんが、予算の都合上叶わないケースも多く、例え初心者や経験が浅かったとしてもイメージにさほどかい離がなければ依頼をすることも多くなるのです。

またそのような企業側の都合に合わせて、ナレーター側も求人を探しやすくなったこと、評判の良いサイトで気軽に応募できるようになったことも、経験が浅くともナレーターをやる人が増えている要因かと思います。
数年前まではインターネット上でナレーターの求人を探すとしてもなかなか見つからないケースが多く、依頼を受けるにしても代理業者経由で探さなければなりませんでした。
しかし、現在は在宅ワークや副業が当たり前になってきており、それと同時に求人もすぐに見付けられるようになったのです。
このように、発注する企業側、ナレーターを引き受ける側の双方にとって求人を出しやすい、見つけやすい環境が整ったことで、ナレーターの副業が一般的になってきています。

また、副業は詐欺の被害に合うケースが報告されることも多く、お金を稼ぐはずが逆に取られてしまう事態にも発生しかねませんが、ナレーターの副業においては求人の探し方さえ間違わなければまず問題とならないでしょう。
ナレーターは自分の声を商材にしてお金を稼ぐ仕事ですので、パソコンやスマホで特別な作業は必要となりません。
仕事をこなすために必要な登録や特別な知識やスキルを学ぶ機会が必要ないために被害には会うことは少ないと言えます。
その上でクラウドワークスのような評判の良い副業サイトであればまず心配とならないでしょう。

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ナレーターは女性におすすめの副業の1つ

それでは、具体的にはナレーターはどのような人に向いている仕事であるのか、ということですが、男性よりも女性のほうが向いている仕事であると考えています。
ナレーターは声で仕事をしますので、ナレーションが聞きづらいと仕事にはなりません。
あくまで向き不向きなので女性にしかできないということではありませんが、女性のほうが声が高く、はっきりと聞こえる傾向にあるために、女性のほうが向いている仕事であるでしょう。
声が低いと言われない、滑舌に心配がない限りは、初心者であったとしてもナレーターは十分にこなせる可能性がありますので、興味のある女性のかたは一度挑戦してみることをおすすめします。

在宅でナレーターの仕事を内職することも可能なため主婦も副業可能

ナレーターはおおよその求人が外部でレコーディングする形が一般的ですが、声を録音できる環境さえあれば在宅にて内職という形で仕事を完結させることも可能です。
主婦の方であればナレーターの仕事に興味があったとしても家事や子育ての都合で仕事ができないかたも多いかと思います。
しかし、発注者側としては、なるべくコストを抑えたい、ナレーターの声さえ手に入れば問題ないといった企業も多いため、在宅で録音できれば主婦の方でもこなすことができます。
在宅で内職できるのであれば、場合によっては30分程度で仕事が終わる可能性もありますし、非常に効率的に副業を進めることができるようになります。

英語ができればさらに仕事の幅が拡がり高収入を実現可能

さらに英語ができる方であればさらに高収入を期待できます。
日本の観光産業は右肩上がりで伸びており、どの地域でも外国人向けの説明動画の撮影などに力を入れ始めています。
これは、日本は人口減少時代に突入し、各地で過疎化が進むことで経済を維持できなくなってきたために海外の観光客を伸ばすことに力を入れていることが背景にあります。
そのため、地域の魅力を世界に発信すべく、英語でナレーションする仕事が増え始めているのです。
日本人は世界的に英語が苦手な民族であるために、英語でナレーターができれば希少価値は高まりますし、その分仕事の幅も単価も増えることに繋がります。

ネイティブに英語が話せることが一番理想的ですが、求人によっては英語でTOEICの条件を満たせていれば引き受けることが可能であるため、英語に自信さえあればチャレンジしてみることをおすすめします。

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求人は評判の良い副業サイトで探すことが一般的な手段

ナレーターの求人を探すには、副業専門のインターネットサービスで探すことが一番の近道です。
聞いたこともない企業のサービスを活用することで、詐欺の被害に合う可能性が高まりますし、評判も良くありません。
基本的には有名な企業のサービスで評判が良いサービスを活用するようにしましょう。

私が直に活用しているサービスであり、ネット上での評判も良いサービスとして以下をおすすめします。

・クラウドワークス
・ココナラ
・ランサーズ

登録は簡単に行える上全て無料で利用可能です。
IT企業界隈でも知られている評判の良いサービスですので安心して活用できるでしょう。
副業に特化していることもあり求人数も申し分ありませんし、早ければ即日契約までこぎつけて直ぐに作業に取り掛かる面も評判が良い理由です。

またスマホ画面にも対応しているために、必ずしもパソコンでサービスを利用しなくとも、移動時間やちょっとした隙間時間にスマホで仕事を見付けることもできるでしょう。

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副業の場合、一定の所得が発生した場合には確定申告が必要

サラリーマンやOLなど普段は本業で働いている方がナレーターを行う場合には副業にあたります。
その場合、会社にばれないことが重要となります。
基本的には所得額で会社にばれないかが決まってきますので、所得が年間20万円を超えた場合には確定申告によりばれないようにしましょう。

確定申告は毎年2月から3月中旬ごろまで税務署やエリアで定められた確定申告会場で行うことができます。
そこで、ナレーターの副業で稼いだ金額を申告し、その所得に対して発生する所得税と住民税を納めることになりますが、住民税を「普通徴収」という形で支払うようにすることで会社にばれないようにすることができます。

副業で稼ぎ確定申告をしないままにしてしまうとそもそも脱税の容疑になりますし、かといって単純に確定申告してしまうと本業で勤めている会社で纏めて住民税の支払い処理が進んでしまうために、ばれてしまいます。

所得が20万円に達した場合には必ず確定申告をするようにし、その際に必ず住民税の支払いを普通徴収にするようにしましょう。

本業で勤めていない女性や主婦の方はアルバイトの位置づけ

本業がない女性や主婦の方は、副業という位置づけではなく、アルバイト、パートという位置づけになります。
そのため、ナレーターで稼げる金額が多少異なってきます。
まず単身女性の場合、誰の扶養にも入っていなければ単に個人事業主としてナレーターの仕事をこなすことになります。
この場合は、ナレーターの仕事こそが本業の一部にあたるために、ナレーターで稼いだ年間収入額に応じて所得税と住民税が決まります。
これは、普段サラリーマンが支払っている金額と同様です。

次に、主婦の場合、夫の扶養に入っている場合には扶養者として稼げる金額が決まっており、基本的にはその上限額内に収めることがベストです。
現在の上限額は年間103万円に定められており、この金額内でナレーターをアルバイトという形でこなすことになります。
この金額を超えてしまうと、アルバイトといえども税金が発生するために、所得税や住民税が発生します。
その場合には確定申告の義務が生じてしまうため、時間的にもコスト的にも負担が増すために好ましくないでしょう。

以上のように、ナレーターは現在、副業として一般的になりつつあり、すぐに求人を見付けられる環境も整っていることから、評判の良い副業です。
声で仕事をしてみたいと思っている方は是非チャレンジしてみることをおすすめします。