いまやほとんどの方が利用するインターネット。
最近では、ネットを活用して仕事を受託し在宅で業務を行う人も増えています。
サラリーマンから、主婦、OLと様々な方が副業としてネットを利用していますが、そのそれぞれに応じて、状況が異なるためどの副業が一番適しているのか、お金を稼げる可能性が高いのか分かりかねている方も多いのではないでしょうか。
今回は、ただ漠然と副業をしてしまっている方や、自分に合った最適な副業を探している方に私のネット副業ランキングをお伝えしたいと思います。
こんにちは、某大手HR企業でサラリーマンをしながら副業や兼業について研究しているTakumiと申します。
皆さんは普段インターネットを使っていますか?
おそらく9割以上の方がほぼ毎日といって良いほどインターネットを活用していることかと思います。
中でも最近国や企業が動き出しことで話題に挙がることの多い副業はインターネットを使えば家にいながら効率よくお金を稼げるようになるため検討している方も多いのではないでしょうか。
実際、自分の状況に最適な副業を選択することで月に数十万を稼ぐ方も大勢います。
インターネットを活用すれば、在宅ワークからちょっとした外出での副業まであらゆる稼ぐ手段が見つかりますし非常に効率的です。
ネットで副業を探し、実践していく中でまず考慮すべきポイントが4つあります。
それは、
【実施前】
・初期投資額
・事前の学習やスキル獲得
・案件のボリューム
【実施後】
・費用対効果(時間当たり報酬額)
です。
ネット上で求人を探す段階では、始めるにあたっていくらお金が掛かるのか、またはどんな学習やスキルの獲得が必要であるのかという点と、継続してお金を稼ぐために案件のボリューム(多さ)が重要指標になってきます。
また実施した後についても、実際にどれだけの時間を費やしどれだけの報酬を手にすることができたのかを考える必要があります。
これを自身が置かれた状況と照らし合わせることでどの項目が一番優先度が高いのかを判断し副業を選択していきます。
例えば、普段から平日に朝から晩まで働く必要のあるサラリーマンであれば、一番考慮すべきは時間と場所になります。
限られた時間を最大限有効活用してお金を稼ぐ必要があるために平日の夜や休日におこなって稼げる副業を選ぶ必要がります。
またその上で大事なポイントがもう一つあり、それは毎月の目標額です。
いったいいくら稼ぎたいのか
これによっても選ぶ副業が変わってくるためにサラリーマンの場合は時間と場所、そして目指す目標額を鑑みた上で最も稼ぎやすい副業を選択することができれば継続的にお金を稼いでいくことができるでしょう。
ただ、最初が良くとも実際にやってみて時間が掛かりすぎてしまう場合もあります。
その場合には次にランキング上位に位置する副業を試した上で自分に合う副業を絞り込んでいくことが大事になります。
どんなに簡単に始められ、且つ案件のボリュームが多かったとしても単価が低く時間を掛けてもお金になりにくいのでは副業するよりもアルバイトやパートのほうが効果的となってしまいます。
こうなってしまうと、在宅でネットを活用し効率的に副業しているはずが逆効果になってしまうのです。
そのためには、自分の状況をまずはしっかりと分析した上で最適な副業を選択し継続的にお金を稼いでいく必要があります。
取り敢えずやってみよう
という方は多いと思いますが、一度立ち止まり少し分析して選ぶだけでも大きく変わってきますので、慎重に副業を選び始めていきましょう。
ネットで副業する前に自分の状況を細かく理解する
ネットで副業を実践する前に、まずは自分の置かれた状況を確認するようにしましょう。
ポイントは、
実施前と実施後の両面で効果が最大化できるようにすること
になります。
そのためのチェック項目として、
・自分が使うことができる時間(平日と休日)
・自分が副業できる場所(家なのか出先なのか)
・自分が稼ぎたい目標金額
は具体的に定めておきましょう。
それが具体的に決まってくることで取り組むべき副業を絞り込むことができますし、具体的な副業イメージを持つことができるようになっていきます。
例えば、副業を始めた当初私は以下のような条件でした。
・平日:1日3時間マデ、休日:1日2時間マデ
・場所:平日はPCが使える場所であればどこでも可(電源必須)休日だけなら時間の許す限り場所は問わない
・目標:月に10万円~(最大値はできる限り伸ばしたい)
この条件を鑑みた上で、実現可能な副業をリストアップし優先順位を付けた上でランキング上位から実施していくことができます。
自分の状況を元に副業ランキングを可視化する
次に自分の状況を元にして自分にあった副業のランキングを可視化していきます。
例えば、当時の私の副業ランキングは以下のようになりました。
1:クラウドソーシング(専門的なライティング)
2:クラウドソーシング(資料の代行作成)
3:民泊(休日限定)
4:ブログメディア(アドセンス、アフィリエイト)
5:アプリ製作
このうちランキング上位から副業を始めていき、自分に合うかどうか、続けられるかどうかを試していきながら真に取り組む副業を決めていったのです。
尚、このランキングは以下の判断軸で決めていきました。
・初期投資額
・事前の学習やスキル獲得
・案件のボリューム
初期投資額については金額の大きさと初期投資を回収できる期間の長さ如何でリスクの大きさが変わってきます。
お金をこれから稼ごうとしているにも関わらず、副業を実践するためにお金を逆に支払うことになりますので、もしも回収できなければ単純に損失になりかねません。
また、金額がそれほどでなくとも、回収に必要な期間が長ければ途中で断念する可能性が高くなり、回収できる可能性が低くなってしまいます。
ここは、次の項目として挙げている事前学習やスキルの獲得の必要性においても影響してきます。
回収期間は単純にビジネス構造上止むを得ないケースと、自身の知識・スキルで時間が掛かってしまうケースの2通りがあります。
前者であれば万人に共通することではありますが、後者は自分でなんとかしない限り前に進むことはできません。
ですので、自分でどの程度なんとかしなければならないか、またビジネス構造上どうすることもできないのかの両面を判断して見極めることが大事です。
回収期間=ビジネス構造上の期間×自身の知識・スキル習熟度
以上より、全ての要素を盛り込むと下記のような整理ができます。
初期投資リスク=初期投資金額×回収見込み期間(=ビジネス構造上の期間×自身の知識・スキル習熟度)
にて割り出すことで最初のハードルを確かめることができるのです。
そして最後の軸が案件のボリュームです。
あまり案件自体が多くないとなかなか仕事にあり付けず、且つ探すのに時間が掛かってしまいます。
ですので、案件自体のニーズを調査した上で定期的に案件を獲得して進めることができそうかを確認するようにしましょう。
一番分かりやすいのは以下の順に見極めることです。
・市場規模(年間どのくらいニーズがあるのか)
・ネット検索による実態調査
市場規模は、1年間でどれだけの金額が流通したかを示す指標です。
例えば、クラウドソーシングはどのくらいの流通があったのか、民泊ではどのくらいの流通があったのか、全体の規模感を把握することでニーズを確かめます。
単純にネットにて「クラウドソーシング 市場規模」等で検索することで国や民間企業がまとめた市場規模を確認することができますので、世の中でどれだけニーズがあるのかを確かめましょう。
そして次に実際にネットで案件を探して、どんな案件がどれだけ存在するのかを確かめます。
クラウドソーシングであれば、大手サービスである
・クラウドワークス
・ランサーズ
あたりでチェックできれば十分でしょう。
市場規模の実態通りに多くの案件が常に存在する状態でいつでも受託できそうかどうかを確認できればボリュームとしては問題ないと言えます。
実際に副業した上で費用対効果を確かめることで自分に合った副業を選択する
副業ランキングが決まれば、あとは実践して確かめるのみです。
実際に確かめなければ本当にその副業が自分に合っているのか分かりませんし、もしも合っていない場合には続けることは不可能です。
ランキングはいわば仮説ですので、それを検証するために、ランキング上位から順番に実践してしっくりくるものを最終的に選択することをお勧めします。
その際の判断軸は、
・費用対効果(時間当たり報酬額)
になります。
実際に副業してみて、掛けた時間に対して想定していたように稼げないことは多いです。
ほとんどのケースでそうでしょう。
ですので、本当にその副業で想定していた目標額に届きそうなのか否かを確かめてみることが大事なのです。
実際にやってみて1か月単位で見た時に、目標額に届かなそうであればそれは効率的ということはできないしょう。
その場合には次のランキングの副業のほうが効率的な可能性もあるので、まずは想定額に一番届く副業を仮説検証し確定させてみることが継続的に稼ぐ重要なポイントとなります。
標準的なサラリーマンにおける副業ランキングTOP5
以上のネットで副業する上でのポイントを踏まえ、私のランキングは以下のようになるとお話しました。
表のとおり、私の状況、および副業選定の判断軸に合わせてランキング化を行いました。
私はサラリーマンとして勤めながらの副業選定になりますので、同じような条件の方であれば大方同様のランキングになるものと思います。
しかし、私の場合はこのランキングを仮説検証した際に定めたランキング通りには落ち着きませんでした。
それはやはり費用対効果によるものです。
目標額は月に10万円を設定していましたが、ランキング1位に挙げていたライティングに関しては、
・1記事書くのに想定以上に時間を要してしまったこと
・最初から単価は高くないこと
から、目標額に届かずに続けることができませんでした。
もちろん、選りすぐれば単価が高く割に良い案件もあるのですが、
実績がないと受託することができない
ために、ボリュームが少なく費用対効果に見合わないと感じたために次の副業を実践するに至ったのです。
似たような形でランキング2位の資料作成、3位の民泊を実践してきましたが、これらも費用対効果が合わずに現時点では積極的に続けていない副業になります。
今は、ランキング4位のブログメディア運営をいくつか手掛け、そこでようやく手応えを感じるに至りました。
このように、ランキング時点では元も効果的だと感じていたものが、蓋を開けてみると全く想定と異なるケースはしばしばありますので、順々に検証した上で最終的に落ち着く副業を実践していくようにしましょう。
ランキングは自分で決めて試すことで初めて副業を継続することができる
最初は副業をしようにも右も左も分からないために、取り敢えずネットで検索し、お勧めされている副業をやってみようという方が多いのですが、それは本質的にはお勧めできません。
私も最初はそうだったのですが、ほとんどのケースで失敗する上に時間の無駄になるのでまずは自分で信じることができるランキングを自分で作って実践していきましょう。
今回そのランキングを作る上で意識すべきポイントを紹介してきました。
これは私の経験に基づく指標であり、私が最初に知っておきたかったことです。
もしもこれを最初から意識できていたらいろんな副業を行っては失敗することもありませんでしたし、回り道をせずに今に辿り着くことができたかもしれません。
ですので、人のランキングやノウハウについてはあくまで事前の参考情報として留めておき、それらの情報をもとに自分でやるべき副業をランキングにしていくことをお勧めします。
そうすることで、副業を途中で止めたりせずに継続してお金を稼ぐことができるようになると考えていますし、何より楽しく副業ができるようになるはずです。
ネットの情報は便利で有益な情報も多く信じてそのままにやってみたくなりますが、まずは自分を第一に考えて行動してみてください。