OLが副業でヨガの講師を始めるために取るべき選択肢と考え方

OLで普段働きながら副業を考えている方も多くなってきました。

特に大企業では相次いで副業を解禁する企業も出始めており、その影響でOLをやりつつ自分の好きなことを仕事にする方を良く見かけます。

中でもヨガは女性に人気を博しており、ヨガインストラクターとして働いている方も多いようです。

しかし、実際にヨガで副業するためにはどうすれば良いのか、通った経験はあっても副業の仕方が分からない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はOLで副業を考えている方がどのようにしてヨガで副業を始めていけばよいのか、考察していきたいと思います。

実際にヨガを副業で行っていくために必要なことは以下の3つです。

・場所
・集客
・プログラム

即ち、どこで、どんな人を呼び込んで、ヨガを教えるのか、ということです。
大前提、この3つが決まっていれば、本業でOLをこなしつつヨガで副業を行うことは可能でしょう。
「場所」にはいくつかの選択肢があります。
これはどのような形で副業を行うかによるため、自分がどのような形で副業をしていくかまずは決めなければなりません。

・バイト
・業務委託
・個人事業主

この3つの副業形態の中でどれを選択するかに応じて大きく変わり、例えばバイトであれば既に開かれているヨガ教室でなければできないために、一切自分で決められる余地はありません。

業務委託においても基本は既に開かれている教室でプログラムを担当するか、もしくはヨガを開きたいが講師を探している会社、人と交渉した上で場所を決めることになるため、この副業形態においてもあまり自由度は高くありません。

もしも場所を自由に決めて行っていきたければ個人事業主として場所を自ら探し、契約した上で取り組む必要があります。
続いて、「集客」についても副業形態で大きく変わります。

バイト、業務委託であれば、基本的に集客を自分で行わなくともヨガを開催する店舗側でやってくれるケースがほとんどですが、個人事業主では、集客を全て自分で行わなくてはなりません。

最後に、「プログラム」についてですが、こちらもいわずもがな、バイトであれば基本的には勤め先が決めたプログラムに沿って運用していくことが求められます。

しかし業務委託については、予め決まっているコースを担当する講師を業務委託するケースであれば自分で決めることがありませんが、コースごと委託される場合には自分で決める必要性が出てきます。

その上で店側(発注側)とすり合わせた上で確定させる必要があります。

個人事業主であればこちらも全て自分で決めて運用する必要がありますが、誰かとすり合わせて決定する等の手間がかからないためにスムーズにやりたいことを実現していくことができるでしょう。

以上の3つそれぞれにおいて、深く関わってくるのが副業形態となります。

この副業形態を決めるためには、自分の知識やスキルレベル、また実現したいことを確認した上でまずどこから始めるのか決めることが重要となります。

OLをしながらどこまでできるのか、どこまでを実現したいのかを確認してから決めることが先決となるでしょう。

副業を始めることで一番怖いことは「本業に支障を来し、なおかつ副業も上手くいかない」自体です。

自分の一番実現したいことが個人事業主でなければ実現できないとしても、それを始めるには相応の労力がかかってきます。

その影響で本業に支障を来すことも十分考えられるため、現実的に可能かどうか、実現したいこととやれる範囲の妥結点を探ってから行動することが必要となります。

OLという大事な本業を忘れずに、副業にまい進し過ぎて道を見失わないように心がけましょう。

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OLの傍ら利用できる「時間」実現したい「副業」を明確にする

まずはOLとして働く傍らで副業する条件を明確にすることで最善の働き方を模索していきます。
現状OLで働いている際には週5日間1日8時間働くことが通常かと思いますが、副業する場合にはその中で時間を見つけて、或いは作ることで対応せねばなりません。
現状の業務や貰っている給料を鑑みた上で本業の時間をどれだけ減らすことができるのか、例えば週5日勤務を週3日勤務に変更することでねん出した時間を副業に充てるのか、本業の時間を変えることはできないために休日や本業後の時間を有効活用するのかによって条件が大幅に変わってきます。
またこれに加えて副業の目的を定めることが大事です。
金銭目的なのか、自分の好きなことを仕事にするためにやるのか、改めて副業をする目的を自分の中で確認するのです。
お金が目的であれば、本業の時間を減らして給料が減ってしまっては損をする可能性があるために、その場合には本業と関係のない時間でやる必要が出るかもしれません。
お金ではなく、自分がやりたいことをやるために副業を行うのであればお金よりも時間の方が重要となるために、本業を削ってでも多少時間を作ることで副業を行うことができるようになる可能性もあります。

このように、自分の状況と副業で達成したいことを整理すると、自ずとどのような働き方をすべきかが見えてきます。
最初に勢いだけで初めてしまうと、本業と噛み合わなくなり、結果としてどちらも上手くいかないケースに追い込まれやすいので、まずは自分の状況を整理しましょう。

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お金稼ぎが目的であれば「バイト」か「業務委託」でヨガインストラクターを目指す

もしも副業をすることの目的が金銭目的であるとするならば、「バイト」か「業務委託」でヨガインストラクターを行うのが良いでしょう。
お金を増やすことが目的であるということは基本的にはOLの時間を削減することは難しい可能性高いために、ヨガの副業に割く時間は相当限られていきます。
そのため、時間の融通を効かせることが難しく、本業後の限られた時間か、休日にバイトか業務委託でヨガインストラクターを行うのが現実的な選択肢となります。
バイトであれば、基本的には大手の求人サイトで探すことが一番手っ取り早い手段となりますが、バイトの場合にはいきなりヨガのインストラクターができるわけではない可能性高いために、「ヨガのインストラクターで副業を行う」という目的から脱線してしまうことを覚悟する必要があります。
業務委託の場合にも求人サイトは一般的な検索手段となるかと思います。
または専門的なサイトとしては、「ヨガジョブ」に掲載されている求人から業務委託案件を探すこともできるでしょう。

バイト、業務委託であれば、自分の働ける分だけ働くことができるために効率的にお金を稼ぐことができる一方で、働く場所やプログラムは店側の希望に沿って活動せねばならないために、その点についてはしっかりと把握して臨む必要があります。

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ヨガインストラクターとして独立を目指すのであれば「個人事業主」

自分のやりたいことで将来的な独立を目指すのであれば個人事業主の選択となるでしょう。
この場合の独立はヨガインストラクターだけで本業なみにお金を稼ぎやっていけることを指します。
それだけの大きな目的副業を行っていくのだとするならば、個人事業主でそれなりの時間を投資した上で活動していく必要があります。
ただしこの場合、そこに辿り着くまでの道のりはいくつか選択肢があります。

まずは、普段から足しげくヨガに通っており、またヨガインストラクターとして過去に人に教えた経験がある、自信がある方は場所と集客手段、プログラムさえ用意すればすぐに実践できます。
本業は週に3日程度に抑えた上で週に3~4日を副業に投資し、しっかりとした事業計画さえあれば問題ないでしょう。
場所については、自らが一番働きやすい場所であることに加えて、大事なことが自分の得意とするヨガを求めている顧客が多そうな場所にお店を構えることが重要です。
集客できなければ結局誰もあつまりませんし、ヨガで独立することなどできません。
ですので、ターゲットとなる顧客が通ってくれそうな場所を選択することが求められます。

次にまだあまり自信がない場合については、まずは業務委託やバイトで力を身に付けてから独立を目指すケースもあります。
ヨガをしたい方の中には、やはりブランド力で店を選ぶ方も多いはずです。
まずは有名なヨガの教室でインストラクターとしての実績を積み、そこから独立を目指すやり方もあります。
もしもその教室がフランチャイズでブランドを貸してくれる場合には、そのブランドを冠に独立開業を目指すこともできます。
これは、セブンイレブンやファミリマートなど、有名コンビニのブランドを借りてオーナーを務めている方と同様の開業方法となります。
ブランドを借りることができため、集客も行いやすいですし、またプログラムもそのまま利用した上でカスタマイズできるため、効率よく独立することができます。
ただし、フランチャイズ契約はブランド貸与側の意見が相当色濃く反映されるために、自分がやりたいようにできないケースも往々にしてあるために注意が必要です。

以上のように、目的が独立であるならばいずれは個人事業主を目指すことになりますが、その道のりについては選択の余地があるために、焦らずに選択して確実に歩を進めていくもできます。
いきなり独立開業したはいいものの、全く稼げずに負債が残ってしまうケースもあるために、一番リスクなく進めるやり方を模索して進んでいきましょう。