プログラマーが副業を在宅でするための方法と稼ぐための秘訣とは

現在プログラマーとして働いているが在宅副業でもっと収入を増やしたい、そう考えている方もいるのではないでしょうか。
今後、プログラミングが小学校の教育課程に盛り込まれるなど急速に市場価値を高めている職業であるプログラマー。
しかしその市場価値を上手く活かせていなければ結局のところ収入を最大化することはできません。
また、プログラマーとしての価値の高さに気付き既に副業を行っている方もいるでしょう。
基本的にプログラマーの副業は在宅で行えるものが多くクラウドソーシングにより稼いでいる方も多いかと思います。
しかし、その働き方や在宅ワークが果たして最適な副業と言うことができまるでしょうか?
せっかく本業のプログラマーとしての業務の傍ら副業を行うのですから費用対効果の高い副業を選択し、ゆくゆくは独立して在宅にいながらも大幅に収入を向上させることのできるきっかけを作るほうが可能性は広がるのではないでしょうか。
今回は市場価値が急激に高まっているプログラマーが行うべき副業について条件や活用すべきサービスについて考察していきたいと思います。

私はHR系の企業に勤めていることで市場変化を把握しているのですが、市場価値が年々高まっているのがプログラマーやエンジニアの職業です。
10年前の日本では考えられないほどの価値の高まりようで、今や企業が採用を行おうとしても競合するために採用難易度が非常に困難な状況となっています。
そのため、個人が副業を行う場合にもプログラマーであれば案件が多い状況にあり時間さえ確保できれば在宅で簡単に副収入を得られる可能性が非常に高いと言えます。
また、プログラマーが他の職業に比べて良い点が案件を受託しやすいだけでなく、報酬の高い案件も受けられる可能性が高いです。
ニーズが多いということは、それだけ高い報酬も必要になるために費用対効果の高い案件をこなすことで在宅で効率的に収入を伸ばせるでしょう。
このように、現代の市場環境では非常に収入を伸ばしやすいプログラマーですが気を付けなければならない点があります。

それは、「質」を鑑みて副業を選択しなければ費用対効果の高い案件にはあり付けないという点と、今後の更なる市場の変化を鑑みてキャリアを考えなければ将来に繋がる副業はできないという点です。
1つ目に関しては、市場ニーズが高いことから、案件が玉石混合であることを認識しておく必要があります。
ニーズが多いことは案件数が多く、報酬平均も高くなるので良いことなのですが、その分探し方と選び方が重要になってきます。
これを疎かにしてしまうと、数が多すぎて選びきれず、取り敢えず感覚で仕事を選んでしまいがちになってしまいます。
本当はじっくり選んでいればもっと効率よく稼げる案件があるかもしれないにも関わらずババを掴ませられる可能性もあるので慎重に良い案件を選択できるようにしましょう。
2つ目については、市場の変化に対応した副業を実施することです。
この10年でテクノロジーが凄まじい速さで進歩しているのを誰もが目の当たりにしてきましたがこれがゴールではありません。
今後、話題の中心となっているAIやIoTといった分野が加速度的に発展していくことが想定されるため、常に時代の先を想定した副業を選択することで長期的な視点で副業をし続けることが重要です。
常にその場限りの案件に終始してしまっては、時代が変化した際に副業で稼げる可能性を狭めてしまいます。
質を重視した副業の探し方と選択、将来の市場変化に基づいた副業選択の2つの視点で条件にマッチする副業を選択していきましょう。

副業をする上で一番怖いことが、ある日突然仕事がもらえなくなり稼げなくなっていくことです。
今は副業バブルといってもいいほど仕事にあふれていますが、この景気の良さが未来永劫続くことはあり得ません。
副業と言う働き方は根付いていくものと考えていますが、仕事自体は景気の左右され限られた人しか行えなくなっていくでしょう。
その時に限られた人物になっているかどうかで将来長く副業で稼いでいけるかどうかが変わってきます。
今が良いから今できる副業で稼ぐだけでは、限られた人物になれる可能性はほとんどないでしょう。
市場の変化に対応しながら副業をこなしていき、将来長く副収入を得られる環境を選択していきましょう。

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市場ニーズが高い状況だからこそ「質の高い案件選択」が求められる

現在世界的にテクノロジーの発展が凄まじい速度で進み、この20年間で以前では考えられない世の中へと変わってきました。
インターネットの普及から始まり、携帯電話の普及、そしてスマートフォンへと変わっていき今やソフトバンクのペッパーに代表されるようにロボットの開発まで進んでいます。
そのような市場変化に伴って、プログラマーやエンジニアの市場価値は数年前から急激に高まっており、今やどの業界からも引っ張りだこという状況にまでなってきました。
オープンイノベーションに代表されるように、今までITとは無縁であった業界についてもITとの接続が欠かせない要素になってきており、どの業界であってもプログラマーが求められているのです。
もはや自社で確保できないことからフリーランスで活動する個人のプログラマーに開発を依頼するケースも多発しており、プログラマーと開発を依頼したい企業を繋ぐプラットフォームサービスも活用され始めています。
そんな状況で案件がインタ-ネット上に多く挙げられており、プログラミングができる人材であれば簡単に案件を選び仕事ができるようになってきましたが、案件を選ばずに仕事をしてしまうと今の市場ニーズの高さを最大限活用することはできません。

・市場ニーズが高いため、ベンチャー企業から大手企業まで案件の募集状況は玉石混合
・そのため「継続性」「費用対効果」の両面で案件を選ばないと効率よく仕事できない

という状況に陥ってしまう可能性があり、しっかりといた評価軸を持って案件を選別する必要があるのです。
副業をその場限り、一回だけのお小遣い稼ぎという感覚であればあまりこだわる必要がないのですが、そうでない場合は以下の評価軸を明確に持つことが大事です。

・継続性:長い間案件を獲得していくための指標
・費用対効果:一回の案件でどれだけ効率よく稼げるかの指標(掛かった時間に対する報酬)

この2つの指標は、一回あたりの案件で報酬を最大化しその上で同じような案件を何件繰り返し行えるかを表しています。

これが意識できていないと副業で稼ぐには割が合わなかったり、また単発ですぐに終了してしまうので、しっかりと意識して臨むようにしましょう。

継続性を担保するには「最初」と「企業規模」を意識する

では継続性はどのように担保していくのか、ということですが以下の2点の条件を満たすことで担保します。

・最初受注した案件だけは期待値の1.5倍のアウトプットで行う
・依頼先企業が従業員数100人以上で成長している企業

最初の案件に相当力を入れるのは、最初の案件が基準となって次回以降の仕事を依頼してくれるかが決まってくるからです。
通常、企業側も安定した質で仕事をこなしてくれる計算できる人に最初から頼みたいのが実情です。
そこで最初受注した案件が審査基準となるため、最初の案件は先方が期待しているアウトプットを上回る形で納品することで次回以降は直接指名して依頼してくれる可能性が非常に高くなります。
次に、依頼先企業の規模については案件数の規模を担保するために確認します。
そこそこの規模で成長企業であれば、多額の予算を投じて事業を推進していくことを考えているはずですので、数回の依頼で終わってしまうことはあまりありません。
ですので、予算規模=企業規模という観点で依頼先を意識するようにしましょう。

費用対効果は自分が遣える時間と作業工数に対する報酬を確認する

次に費用対効果については以下の2つを確認することを意識します。

・自分が遣える時間
・依頼案件をこなす上で掛かる工数

依頼案件の性質から、自分が得意な領域、そうでない領域からどれだけ時間が掛かるか把握できるはずです。
またプログラミングは基本的に在宅でできるはずですので、例えば依頼企業先に出向かなければならない等の条件があると費用対効果が見合わなくなります。
打ち合わせの回数等、しっかりと確認した上で基本的に在宅で全てをこなすことができるかはチェックが必要です。
作業時間と在宅で働くことができる等の条件に照らし合わせた時に今回得られる報酬が見合うかどうかで費用対効果が決まります。
比較基準としては、現行本業で得ている給料(時給換算)を基準とするのが良いかもしれません。
比較して本業よりもあまりにも低い時給であれば見合わないかもしれませんので、自分の中でしっかりと基準を持つために費用対効果を明らかにして仕事を選択するようにしましょう。

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将来確実に起こるであろう未来から逆算して価値のある副業を絞り込む

今の時代、インターネットの普及に留まらず、同時にAI(人工知能)の開発も急激な速さで進歩を見せており、近いうちにロボットが人の仕事の大半を奪うでああろうという予測もなされるようにまでなりました。
この予測は大半の人がまだ信じられない状況で、ロボットが人の仕事をできるわけはないと考えていますが、実は外国の大手企業ほど足早に改革を進めている例もあります。
例えば、大手の金融機関ゴールドマンサックスは為替トレーダーを全て人からAIに置き換えたことは有名な話ですし、医療の現場においても診察をAIに置き換えたことで診察ミスがほぼ解消された等の実験も行われ始めています。
また、採用分野においてもアメリカの流れをくむように日本でも変化が起き始めています。
AIを活用し、応募者と会社のマッチング度を過去の傾向から洗い出すべく採用管理サービスが続々とリリースされており、人事の仕事が機械に置き換えられ始めているのです。
今まで人事が担っていた書類審査、選考のセッティングと面接について、初期動作や最適な面接官の設定についてはAIに置き換え、今後の人事の仕事は市場から如何に優秀な人材を獲得してこれるかというリクルーターとしての活動に注力されていくと考えられます。
上記のような現状を踏まえると、2030年には今と状況がガラリと変わっていることが予測されるため今得意としている言語ができても将来的には全く使いものにならなくなっている可能性が高いと考えられます。
そこで、副業で案件を受注する際には以下を意識することで将来的な市場変化に対応していくことができるようにしていきましょう。

なるべく将来を見据えた成長企業の案件を受注するようにする

10年後や20年後の未来を意識して事業を展開しようとしている企業の案件であれば、現状流行りの言語での開発を依頼しつつも、今後市場の変化に合わせて開発を変えていくことを意識しているはずです。
そのような企業に勤めている優秀なエンジニアやプログラマーと仕事を通じて繋がりを持つことで今後の変化や注力言語について情報を仕入れることができればあらかじめ勉強する等の対応ができるようになっていきます。
今の自分に満足するだけでなく、今後確実に変わっていくであろう市場の変化に対して現場で考えられている情報を如何に早くつかむことができるのかで自分の将来も決まってきますので、なるべく将来を見据えた企業と付き合うことができるような副業を行いましょう。

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フリーランスを見据えて「クラウドテック」「レバテック」等を活用する

最も将来的に収入を伸ばすには、今の会社に雇われている現状を脱して、フリーランスのプログラマーとしてあらゆる企業と取引できるようになることです。
全て自分の時間で働き、在宅でも可能でその上で受注案件の価格交渉も自分で行うことで毎年の年収を調整しながら働くことができます。
そのために、今からフリーランスとして副業していくことに慣れていかなければなりません。
まずプログラマーとして3年以上の長い経験をお持ちであれば以下のサイトから始めることをおすすめします。

・クラウドテック(クラウドワークスが運営するフリーランス特化型のクラウドソーシングサービス)
・レバテック(レバレジーズが運営するフリーランス特化型のクラウドソーシングサービス)

両方とも経験あるプログラマーでフリーランスを志す方に特化したサービスであるために、将来的にフリーランスとして完全独立する際の足掛かりにできるサービスとなるでしょう。
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスでも良いのですが、初心者案件が多いこと、また継続性や費用対効果、将来性を加味した時に良い企業の案件が少ないことが懸念点です。
ですので、プログラマーとして将来的にフリーランスで活躍するのであれば上記2サービスで初めてみることをおすすめします。

以上のように、市場ニーズが高く、今であればプログラマーでも副業がしやすい時代ではありますが、ポイントを整理し将来を見据えなければ市場ニーズが低下した時に副業できなくなる可能性が高いです。
在宅で仕事をしながらも大きな収入を手にできる、そんなプログラマーを目指すのあればしっかりと自分の目的を確認して副業を実践していくように心がけましょう。