長らく正社員で働いている方は、本業以外に仕事をするなんて会社ばれたらと思うととてもじゃないができない。
考えたこともない。
そういう想いで働いてきた方が大半かと思います。
しかし、副業・兼業が国として推奨され、副業を解禁する企業が増えてきたことでそういった考えを改め他に仕事を探し始めている方も増えているのではないでしょうか。
できたら本業以外にもお金を稼げる手段が欲しいと思うのは当然のことですし、仕事以外で活用できる時間を持て余している方も多いと思いますので、正社員でも副業ができるならやってみたい方は増えてきているはずです。
私も長らく大手企業一本で正社員として働いていますが、暫く前にできるなら持て余している時間を活用して副業したいと考えるようになりました。
仕事は好きでしたが、それだけでは生活に余裕があるとは言えませんでしたので、正社員でも副業でお金を稼ぐにはどうしたらよいのかを考えて実行し始めました。
しかし、やはり怖いのは事実です。
もしかしたら就業規則に引っかかり解雇されるかもしれませんし、副業といっても本業並みに稼げる保障があるわけでないのでそこまでリスクをとってやることなのかと長らく考えた時期もあります。
ですが、就業規則や、副業が会社にばれてしまうにはどこかに不備があるわけで、その不備が個人でクリアできる範囲なのであれば副業したとて会社にばれることはなく、問題とはならないはずです。
ただやはりガッツリやってしまうとそのリスクが高まっていくことも事実ですので、調度良い塩梅で稼ぐことができる副業をお勧めします。
今回はそんな正社員におすすめの副業についてご紹介したいと思います。
私は副業を始めて５年になりますが、当時は周りにほとんど副業をしている人などおらず、正に手探りで失敗を繰り返しながらやっていたのを覚えています。
しかし、最近は副業が解禁された影響で企業も率先して副業を促進するところも増えており、一気に情勢は変わってきました。
私の会社も副業が解禁されたことで同僚や後輩から様々な相談を受けており、世の中の変化を猛烈に実感しています。
また、今までと同様に副業を許していない企業のほうが圧倒的多数であり、正社員でありながらもなんとか自分も流れに乗りたいという方もかなり多くなりました。
結論からいうと、私は副業が禁止されていた企業であっても何もばれることなく5年間副業を実施してきました。
その経験から、ポイントを抑えすれば確実にばれることはないということです。
ポイントは２つ
・住民税の支払いに気を付ける
・積極的にやりすぎない
ことです。
副業で会社にばれるのは副業で稼いだ所得に係る住民税の支払い時に会社に委託しているとその計算の際に本業の所得を超えているとばれるためです。
ですので、住民税の支払い方法さえ気を付けていれば基本的にばれることはありません。
ただ、法的な手続きで回避はできても人を介して伝えられては回避することが難しいです。
副業で積極的に活動しすぎてなんらかの拍子に個人が特定されてしまうと、会社にばれてしまいます。
謙虚に稼ぎ過ぎずにこなしていくことがポイントです。
上記２つのポイントを踏まえた上で、オススメとなる副業は、以下の２つです。
・クラウドワークス等で受注する資料作成業務、ライティング業務
・ブログなどのアフィリエイト
クラウドワークスを活用したクラウドソーシングであれば、自分の時間に合わせて仕事を受注しこなしていくことができますし、やりすぎてばれるというリスクは極めて低くなります。
また、ブログに関しても、ブログで積極的に個人を晒すような真似をしなければ基本的に特定されるリスクはないでしょう。
その上で、両者ともに開始する上での初期投資がほとんど掛からないという点、希望する金額に到達する可能性が高い副業であるという点がおすすめする理由です。
正社員が副業するには、しっかりとポイントを抑えてこなしていかなければ、いずればれたり、また本業に支障が出たりと弊害がいくつも起きてくる可能性があります。
そうなってくると、今まで順調であった本業で出世レースから脱落し、また家庭においても家族との時間が減ってしまうことで関係がギクシャクしてくる可能性も生じてきます。
自分の目指す金額を大きく上回って稼ぐことができればよいのですが、それが保証されているわけでもなく、むしろ上手くいかない可能性のほうが当然高い領域です。
抑えるべきところは抑えて、また本気になりすぎずに普段の生活に支障が出ない程度に行っていくことを心掛けましょう。
まずは「住民税」の仕組みを知りばれない副業を実践してみる
普段何気なく給料から天引きされている住民税の支払い方法は二種類あることをご存じでしょうか。
・普通徴収
・特別徴収
の２種類があり、正社員として働いている方は特別徴収で会社に支払ってもらっています。
早い話がこの特別徴収で副業の所得分も住民税を支払ってもらってしまうとばれる、というのがカラクリなのです。
ですので、
確定申告時に副業の所得に対する住民税は普通徴収に切り替えて自ら支払いを行う
ことさえ徹底できれば問題ありません。
この副業をする際にばれない仕組みを覚えておき副業を実践するようにしましょう。
住民税以外のばれ要素「副業のやりすぎ」に注意する
ただ、住民税にさえ気を付けていれば確実にばれないかというとそうでもないのが実情です。
中には、インターネット上で様々な検索をしている中で個人を特定されてしまうケースもあります。
特に、ブログのアフィリエイトビジネスが軌道に乗り始め、メールマガジンを配信するようになった時や、クラウドソーシングで発注者とやり取りを交わすうちにばれてしまいます。
当然、副業をする以上はお金を稼ぐために行うのですが、積極的に実施していくのは大事な姿勢なのですが、あまりやりすぎてしまうと特定されてしまう恐れもあるので細心の注意を払って目立たないように副業するようにしましょう。
正社員として長く働き会社内の評価も高まってきた時に意図せず評価を落としてしまっては元も子もありません。
優先すべき本業に支障が出ない範囲で副業を進めていくことが肝要なのです。
そもそも会社の就業規則で如何なる副業も禁止されているか確かめる
これは正社員が副業に臨む上で大前提となる話なのですが、そもそも会社の就業規則で副業が完全に禁止されているかはご存知でしょうか。
ここに抜け道がある場合には、そもそも住民税の支払いや副業のやりすぎ等特に気にする必要もありませんので、のびのびと取り組むことができます。
ですので、まず会社の就業規則を把握していない方はすぐに確認するようにしましょう。
副業の解禁により、就業規則が緩和された可能性もありますし、抜け道（会社に報告・承認を受ければ原則可）のような条項があれば特に気にすることなく副業を行うことができます。
本業優先の正社員におすすめの副業「クラウドソーシング」
副業歴５年、正社員を優先にしつつ副業を実践してきた私がおすすめする副業の一つ目は「クラウドソーシング」です。
本業が忙しい正社員であっても、時間を注ぎ込みすぎず、またすぐにお小遣い稼ぎが行える点が優れています。
専門的なライティング業務や資料作成業務であれば、普段から会社で実践している方も多いはずですので、基本的に多くの方が取り組める副業であると言えます。
またクラウドソーシングで受注から納品まで行った後、請け負った金額が登録口座に振り込まれます。
振り込む口座を指定できる上にどの副業をいつこなしていつ報酬を得たのか履歴を残すことができるため確定申告時に対処しやすくなります。
また、多くの案件に対して、メールで一回ずつ返信対応する必要もありません。
クラウドソーシングを提供するサービス、クラウドワークスからランサーズまで各サービスを利用している全員が無料でサービス上のメッセージ交換機能を用いてやり取りできるのです。
正社員でこれまでと変わらずに本業で活躍しつつ、目標とする金額分だけ無理なく働き稼ぐことができる、
クラウドソーシングでの副業がおすすめです。
本業優先の正社員におすすめの副業「ブログでのアフィリエイト」
次におすすめの副業はブログの作成・運営による副業です。
ブログを運営し、毎日少しずつ記事を増やしながら運営し、広告収入により収入を得るのがこの副業です。
毎日1時間～2時間ほど本業の合間に時間を活用し、記事を書き続けるだけで自ずと閲覧が増え、そこにアフィリエイト広告を貼り付けることで収入を得ることができます。
ブログは本名を語る必要がありませんので、個人が特定される心配もありませんし、クラウドソーシングの違って誰かと直接やり取りする必要がないことからばれる心配がほぼありません。
また、初期投資がほとんど掛からない上に、続けることさえできれば自ずと収入が増えていくことから取り組みやすい副業とも言えます。
しかし、ブログへのアクセスが増えなければ収入も増えないため、まずは、副業の第一歩としてすぐに収入に繋がらなくともリスクなく始めてみたい方におすすめの副業となります。
正社員という立場を最大限に生かしつつ、無理のない副業で稼ぐことでより豊かな生活を目指していきましょう。
