写真を副業で販売しスマホで稼ぐために必ず心がけること

スマホを持っていれば一度は写真を撮ったことがあるかと思います。
例えば旅行に行ったとき、博物館や動物園などを訪れた時、キャンプに行ったとき、そのシチュエーションはさまざまですが、あらゆるシーンをスマホで収めていることと思います。
今では、そのようなスマホで撮影した写真を他人に販売することで報酬を得ることができる副業もあるため、多くの人が実践しています。
しかし実のところ、やりたくてもどうすれば良いのか分からない、どんな写真が売れるのか分からないためなかなか結果が付いてこない、といった方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな写真に関する副業について、スマホでどのように販売していけばよいのか、考え方や方法をお話していきたいと思います。

今から約10年前、携帯電話は劇的な進化を遂げており、誰もがスマホを持つ時代へと変わってきました。
2000年前半はまだiPhoneもなく、携帯電話で話す、またはメールを送ることが画期的であったにも関わらず、そこから20年も経たないうちにボタンも無く、画面で操作が当たり前での時代になることは誰が予想できたでしょうか。
少なくとも、当時世界を牽引するIT企業で製品開発や行っていたり、壮大なチャレンジをしていた企業の従業員くらいしか予想できていなかったのではないでしょうか。
スマホの発展に伴って、それまで携帯電話でのカメラ機能の品質はたかが知れていましたが、いまやスマホのカメラはデジカメに匹敵するレベルの機能を備えており、画質も見劣りしないレベルまで飛躍を遂げました。
もちろん、一眼レフには劣るかもしれませんが、副業で販売できるレベルにまで品質を高められていることはただただ驚くばかりです。
そんな飛躍的な発展を遂げているスマホですので、副業で販売する時には実はテクニックはそこまで必要としません。
テクニックよりも、ビジネスとしての基本的なコトさえ押さえていれば誰でも販売可能なのです。

そのビジネスのキホンとは、

市場のニーズを抑えていること

になります。
どんな商品でも共通する当たり前のことですので、当然写真の販売について適用されます。
例えば、販売されている中でも売れ行きの写真はどんなジャンルなのか、またそのジャンルの中でもどのような写真が売れ行きが好調であるのか調査することが大事です。

また市場のニーズを捉えているからといってそれだけでは売れません。
そのニーズを捉えた写真が一番売れる場所、を捉えることが次のポイントになります。
スマホアプリですので、販売場所は基本的にはアプリになります。
スマホでインストール可能なアプリで誰でも簡単に写真を販売でき、売れたら随時報酬を得ることができるサービスにて副業を行います。
有力なサービスで言えば以下の2種類となるでしょう。

・Selpy
・Snapmart

最も利用されているサービスであるために、まずは上記2つのアプリを利用することをおすすめします。
いずれのアプリも基本利用は無料で販売した分だけお金を稼ぐことができます。
実際にお金を自分の口座に振り込み手続きをする際の手数料をアプリ側に支払うだけでスムーズに入金も行えます。

このように「ニーズ」と「場所」さえ確保できていれば副業を始めたその日から販売することは十分に可能ですし、効率的にお金を稼いでいくことができるでしょう。

もしもこのポイントを抑えていなければせっかくの写真もなかなか売れずに写真販売での副業は上手くいかなくなってしまう可能性があります。
たまたま売れても数十円から数百円ですので、やるからにはしっかりと準備して臨まなければ継続して稼いでいくことはできません。
せっかく副業を始めたのであれば、ちゃんと継続して稼いでいきたいと考えているかと思いますので、ポイントを踏まえて取り組んでいきましょう。

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写真を買う人のニーズを考える

副業で写真を販売する上で欠かせないのは、「買い手」と「売り手」の両方です。
お金を稼ぐということは当然ながらその受け渡しがなければ行うことができません。
写真であれば、誰が買うのか、どんなニーズで買うのか、いつ買うのかを考慮した上で写真を販売していく必要があります。
副業といえどこれができるかできないかで大きく販売額が異なるでしょう。

ここで売り手は自分と考えた時、「買い手」について考察しましょう。

「買い手」については大きく2種類に分かれます。
個人の方が購入するのか、または企業が買うのか、です。
個人である場合、そのニーズは以下のように分けられます。

・個人ビジネス用途
・個人のイベント用途(結婚式の催事)

さらに、深堀って考えると、例えば、ビジネス用途の場合のペルソナは以下の様に設定が考えられます。

・20代前半 男性
・副業として個人でWebビジネスを展開
・ビジネスモデルはWebサイトの運営におけるアフィリエイト
・毎日記事を投稿することで集客し広告収入を得るモデル
・投稿する記事は世の中の困りごとに関する記事がメイン。例えばクレジットカード関連や病気に関すること、面倒な手続きなどにおけるHow to記事がメイン
・1記事に掛けられるコストは多くても500円まで。高い写真は要らないが、記事のイメージに合った写真を購入したい
・購入する写真のジャンルは題材用のイメージ写真。「クレジットカードのイメージ写真」「クレジットカードを利用した買い物シーン」「病気で困っている人のイメージ写真」「住民票の手続き写真」「確定申告会場のイメージ写真」
など

このペルソナの人に購入してもらう上では具体的な「モノ」に関するイメージ写真が必要であることが分かるため、関連しそうな身近の「モノ」に関するイメージ写真を多数スマホで撮影し様々な種類、角度でアップロードすることで売れる可能性が高いでしょう。

また次に買い手が企業のケースも考えてみます。
個人よりも企業の方がニーズが多様化するためにこちらの方がメインの買い手になる可能性が高いでしょう。

例えばニーズは以下に分類されます。

・企業主催のイベント、セミナー等の用途
・企業のサービス・商品で利用する宣材写真の用途

主なケースは企業主催のイベント、セミナー等の用途が考えられ、ペルソナは以下のようになります。

・企業向けセミナー主催のマーケティング担当
・自社の商品をセミナーを通じて知ってもらうために動画やパンフレット、チラシなどのクリエイティブを作りたい
・顧客に抱いていただきたいことは「自社の商品に興味を持ってもらう」ためのクリエイティブ
・メインターゲットである顧客(若い女性)に良いイメージを持ってもらえるように清潔感のある若い女性の写真を織り交ぜたり、何気ない街並み、風景の写真が欲しい

このペルソナの場合には「企業が利用する」ということで「企業ブランドを損なわない清潔感のあるイメージ写真」がまず求められます。
その上で「清潔感のある女性の写真」「清潔感のある風景や街並みの写真」等、宣材イメージとして利用しやすい写真が受ける可能性が高いでしょう。

このように、上記のように買い手をイメージすれば誰がどんな写真を求めていそうなのかがイメージできます。
もちろん、確実に売れる答えというわけではありませんが、この「仮説」をもって販売していくことで、どの写真が売れてどの写真が売れなかったのか検証することができます。
そこから再度買い手のペルソナをイメージして改善を図っていければ、徐々に副業として稼げる金額が大きくなっていくでしょう。

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スマホで撮影し販売するのであれば専用アプリに登録して副業

今回の写真販売における副業では、スマホで撮影した写真を対象としています。
この場合、スマホの写真が販売しやすい専用アプリを活用することが最初に行うことです。
以下の2つのアプリは利用客が多く、また初心者であっても写真を販売しやすい環境が整っているためおすすめです。

・Selpy
・Snapmart

Selpyは自分で撮影した写真を主に企業に向けて販売するアプリです。
アプリを通じて企業がどんな写真が欲しいのかリクエストがあり、そのリクエストに適った写真を撮影、出品することで企業に買い取ってもらうのです。
ここで大事なことはリクエストを見付けてから個々に対応していては非常に効率が悪いということです。
確実に販売できるように、リクエストごとに対応しがちになるのですが、確実に購入してもらえるわけではありません。
あくまで出品して気に入ってもらえたら購入してもらえるだけですので、リクエストを眺めつつ傾向を察知した上でニーズを掴み、事前にそのイメージに沿った写真を取り揃えておいてから複数のリクエストに対応することが大事です。

次にSnapmartですが、こちらは事前にリクエストがあるわけではないために、どの写真が誰に売れるのか、自分で把握しながら進めていく必要があります
売れている人ほど報酬率が上がる仕組みであるために、1枚で多く販売していくことがこのアプリを利用して報酬を得ていく上で重要です。
そのためには、前章で説明した買い手のニーズを如何に掴むのか、の1点につきます。
アプリ上でどんな写真が売れていそうかを、多くの写真を出品して稼いでいる方を中心に傾向分析を行い、そこからペルソナを立てて自分なりに仮説検証をしていくことが近道となるでしょう。

以上のように、アプリによって利用の仕方、ルールは異なるものの、大事なことは共有しており、ニーズを掴むこと、これのみです。
もはやスマホで撮影する写真の画質にさほど差がつかない時代ですので、このニーズに如何を満たしていくことができるのかで、写真販売の副業でどれだけ稼いでいくことができるかが変わります。

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もしも写真の販売による副業をメインに稼ぐのであれば一眼レフも必要

今回紹介した写真の販売の副業はあくまでスマホを対象としてお話をしてきました。
しかし、スマホだけでなく、他の写真販売サービスも活用した上でこの副業で本気で稼いでいきたい場合には一眼レフの購入をおすすめします。

具体的にはAdobeやAC Photo、PIXTAなどの写真販売サービスがありますが、そのどれもがスマホで撮影して販売するだけではほとんど売ることはできないでしょう。
市場ニーズも幅広く捉えた上でそのイメージを満たすセッティング、さらにモデルの活用、そしてそのイメージを最も引き立てる撮影手法が求められるために、一眼レフを活用してクオリティの高い写真を出品することが求められます

この領域まで踏み込むとなると相応の覚悟や時間が必要となるために、片手間で副業するだけでは困難です。
しっかりと相応の準備を行った上で取り組み副業を進めていくようにしましょう。