主婦が副業で確実に月3万円稼ぐために必要な知識と仕事とは

少しでも家計を楽にしたい、そのために空いた時間を活用して月3万円でもいいので稼ぐことができたら、そう思っている主婦の方は多いのではないでしょうか。

しかし、
多くの方は月3万円も稼ぐにはそれなりの知識やスキル、経験が必要になるはず、自分にはそんなの持ち合わせていないからできる仕事なんてない
そう思って諦めていませんか?

私の妻や、友人の奥様方も普段主婦をしながらこのような悩みを抱えていながらも漠然と諦めていました。

ですが、世の中にはスキルや経験などなくてもお金を稼げる方法があります。

月に何十万円も稼ぐのであれば別の話になりますが、月3万ほどの収入であれば1日数時間で実現することが十分に可能です。

サラリーマンが副業でお小遣い稼ぎをするのはかなり一般的になってきた一方で、最近は主婦の方々の在宅での副業についてもかなり盛んになってきたと感じております。

私の妻も普段は専業主婦として家事をこなす日々ですが、昨年より空いた時間を遣って在宅にて副業を行っています。

毎月、自分の希望する金額をコントロールして手軽に稼げることでかなり幅が拡がったと意欲的に取り組んでいます。

また社会の変化としてもかなり変わってきたと感じており、私の知人や同僚の奥様方も主婦をしながら副業するにはどうしたら良いか考え始めたとのことで、かなり多くの相談をいただきます。

今までは週に数回のパート勤務で稼いでいたものの、もっと効率的に在宅でできるのであればそうしたいという話が多いのです。

今回は具体的に主婦の方が月3万円を稼ぐためにどんな副業が良いのか、シミュレーションとともにお伝えしていきます。

最も多く相談を寄せられる月3万円を副業で稼ぐための方法を考えていきたいと思います。

なぜ月3万円なのかというと、これは副業における所得税が掛からないのは年間38万円までという基準があるからです。

つまり、副業で主婦が年間38万円以上を稼ぎだしてしまうと所得が1円以上となってしまい、所得税を支払わなくてはならないのです。

月に3万円を稼ぐということは、例えば時給1,000円だと考えた時に、30時間働かなければ稼げません。

おおよそ1日1時間毎日働かなければならず、在宅で稼いでいくためにはこの水準が一つ目安となってきます。

そこで、
・1か月に30時間を確保する。そのために毎日1時間か15日間2時間か働き方を設定する
・働き方に見合った副業を選択する

ことで、効率的に副業を行うことができれば目標とする月3万円もかなり確度で実現することができるでしょう。

この基準が設定できていないと、やってみたものの結局稼ぐことができないケースが多く、
時間を無駄に投資してしまう
1か月だけ頑張れたがその後続かなくなった

という事態を招いてしまいます。

こうなってしまうと、結局在宅で副業するくらいならコンビニやスーパーで働いていた方が当初想定していた時給と勤務時間で目標となる金額を稼ぐことができるため効率的な働き方ということができます。

副業はわずかな時間で効率的に在宅で稼げることが最大のメリットである反面、明確に時給や勤務時間が提示されている労働ではないために、自分で明確にシミュレーションを行っておかなければならないのです。

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主婦が副業で稼ぐ場合は月3万円以内に収めないと基礎控除=38万円が受けられない可能性がある

一般的に、仕事を行う場合にはその収入額に応じて基礎控除が適用されます。

この基礎控除はサラリーマンの収入から、主婦のパート等の給与所得、副業収入まであらゆるものに基本的に適用される控除です。

所得税はその所得額に応じて金額が変わっており、多ければ多いほど多額のお金を納めなければなりません。

この税金を少しでも下げるためには所得額を低くする必要があるのですが、そのためには支出として収入から差し引くお金がなければ低くすることはできないのです。

その支出として誰でも受けられる基礎控除というものが設定されており、収入を得るために掛かった経費として収入額から差し引くことができるようになっています。

控除とは・・・収入金額から差し引くことができる金額。考え方として、売上を立てるために掛かった経費として定められた一定額が収入から差し引かれる。収入―控除=所得となり、その所得金額に応じて所得税が発生する。

基礎控除とは・・・収入に対する経費として一律で定められている控除。収入額から最大38万円が差し引かれる。

以上のように、収入が38万円以下であれば基礎控除38万円がそのまま適用され、所得金額は
38万円(収入)-38万円(基礎控除)=0円(所得)
となるため、この所得に掛かる所得税は、
0円(所得)×所得税率(5%)=0円(所得税)
となり、1円も税金を払う必要がなくなるのです。

例えば、38万円以上の収入を稼ぎだしてしまうと、所得額が1円以上になってしまうため、この金額が超えた分だけ所得税を納める必要が出てきます。

ですので、専業主婦を行いながら、その傍らで副業を行う場合にはおおよそ月3万円に収める必要があり、それ以上稼ぐ場合には受けられる控除額を換算した上で検討すべきでしょう。

給与所得の場合には最高103万円まで稼ぐことができる

年間38万円という基準は、あくまで専業主婦が在宅で副業として稼ぐ場合の目安となりますが、パート、アルバイトでの給与収入の場合には基礎控除に加えて、給与所得控除を加算できるため稼ぐことのできる金額が上がってきます。

給与所得控除・・・給与収入に対して掛けることのできる控除。パートやアルバイト等で手にした給与に対して一律で適用され、給与額に対して65万円を差し引くことができる。

これが適用されれば、基礎控除に加えて給与所得控除を合わせた金額を控除することができるため、
65万円(給与所得控除)+38万円(基礎控除)=103万円(総控除)
まで収入から差し引くことができるようになります。

つまり、これを換算するとパート等で働いて稼ぐ場合には103万円まで稼ぐことができ、この水準までは所得税は全く掛からないということになります。

住民税の基礎控除は最大33万円のため所得税は掛からなくとも住民税は発生する

これまでの控除についてはあくまで所得税に関する控除のお話でした。

しかし、税金は所得税だけではありません。

所得額に応じて発生する税金は所得税の他にも住民税というものがあります。

住民税もその収入によって金額が異なり、収入が増えれば増えるほど納める税金が増えてきます。

ただ、住民税も所得税と同様基礎控除が適用されるため、その控除額を差し引いた金額が0円であればこちらも税金が発生しません。

ですので、住民税の基礎控除は33万円であるため、最大33万円までであれば住民税は発生しない計算になります。
33万円(収入)-33万円(基礎控除)=0円(所得)
0円(所得)×課税率=0円(住民税)

となるために住民税は掛からない計算です。

しかし、33万円を超えると控除額を超えてしまうため、1円以上の所得が発生し、それによって住民税が発生してきます。

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月3万円稼ぐために必要なのは月間30時間働ける「時間」と最適な「仕事」の選択

所得税が掛からない範囲で考えられる最大の収入として月3万円を稼ぐには、時間と仕事の選択が不可欠な要素となってきます。

その上で必要な時間は、
・月に30時間働けること
が基準となります。

これは、現在の東京の時間当たりの最低賃金を参考とし時給1,000円とした場合に月3万円稼ぐためには30時間働かなければならないことを目安としています。

現在の専業主婦業を鑑みて1週間のうちの何曜日にどの程度時間を遣うことができるのかを計算し、月に30時間働くにはどうしたらよいかを決めることが必要です。

もしも毎日こまめにやるとなると、1日1時間の労働が必要ですし、1週間のうち半分で対応すると考えた際には3日で7時間、または4日だけで7時間をこなさなければなりません。
・毎日1時間で30時間働き月3万
・1週間のうち2日間だけ働き1日3時間30分働き月3万
・1週間のうち3日間だけ働き1日2時間20分働き月3万
・1週間のうち4日間だけ働き1日1時間45分働き月3万
・1週間のうち5日間だけ働き1日1時間24分働き月3万
・1週間のうち6日間だけ働き1日1時間10分働き月3万

現状と照らし合わせていずれの働き方が最適なのかを選択し、そこからもっとも適している仕事を選択することで計画通りに副業を進めていきましょう。

毎日1時間働くのであればモーニングコール等の毎日行える仕事

まず、毎日1時間働ける方にお勧めなのがモーニングコール等の代行業です。

現在代行ビジネスは様々な分野で求められており、中でも在宅で且つ主婦の方に最適なのがモーニングコール代行かと思います。

サラリーマンで目覚ましを使っても起きれない
女性の声で気持ちよく一日の始まりを迎えたい

そんなニーズが拡がっており、朝の1時間だけ電話をかけ続けるだけですので、効率の良い仕事といえるでしょう。

単価としては1件あたり50円~100円であり、おおよそ10件~20件モーニングコールすれば完了となります。

基本的に長い間話す必要もありませんし、同じ言葉で繰り返すだけですので、電話でコミュニケーションを行うことが苦手な方でも問題なくこなせる点は魅力的です。

またそれ以外の代行業としては、
・家事代行
・セミナー出席代行
・愛人代行

等さまざまな代行ビジネスがあります。

主婦の方でやりやすいのは家事代行でしょうか。

これは在宅で行えないため少々ハードルがあがりますが、近所で1時間、掃除と片付け、料理をするだけで1,000円以上稼げる仕事も多くありますので、可能性があればチャレンジしても良い副業と言えます。

週に数日1日2時間以上使えるならばクラウドソーシング

次に毎日はさすがに厳しいが、1週間のうちに数日は2時間以上働けるのであれば在宅でクラウドソーシングの副業がお勧めです。

中でも、すぐに見つかり且つ継続的に行える仕事としては初心者でも行えるライティング業が良いでしょう。

ライティング業は誰でも行える簡単なライティングからスキルや知識が必要な専門的なライティングまでありますが、主婦の方でもすぐに実践可能な簡単なライティングも多く案件として存在するため非常に取り組みやすいのが特徴です。

単価はおおよそ1文字0.5円くらいですので、文字数にして4,000文字程度の記事を作成することになります。

2時間で4,000文字ですので、1時間で2,000文字、1分で33文字、1秒で0.5文字書く必要がありますが、この程度であればこなせる方も多いかと思います。
・1週間に3日間2時間20分の間副業し、1記事4,400文字のライティングをこなす
・1週間に2日間3時間30分の間副業し、1記事3,500文字のライティングを2記事こなす

ことで達成できますので自分のペースで行える副業として最適かと思います。

週に数日1時間以上2時間未満働くのであれば覆面調査、アンケート代行業

最後に週に数日間1日1時間以上2時間未満働ける方は、レストラン等の覆面調査を行ったり、アンケートサイトで募集されているアンケートに回答してお金をもらう仕事がよいでしょう。

レストランに行き、食事を食べ、そしてアンケートを送信するまでの所要時間はおおよそ1時間30分ほどです。

特にスキルも要らず、ランチ代もかからない、またその上で1時間あたり1,000円以上はお金を貰うことができるので長い時間を1日に投資できないが、1時間30分ほどは使える方に最適です。

ただ、週に何度も案件が発生するわけではありません。

そこで、覆面調査ができない時間はアンケート回答に協力し、お金を稼ぐ、所謂ダブル副業で月3万円を目指すことをお勧めします。

アンケートですので、誰でも回答可能な上で、時間も長時間かかりません。

そのうえで単価も高いので、例えば1アンケート200円ほどのアンケートでれば5本こなすことで1,000稼ぐことがきできます。

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月3万円安定して稼ぎたいならブログや株、FX、仮想通貨はお勧めしません

堅実に働いた分だけ稼いでいきたいのであれば、
・ブログ運営
・株/FX
・仮想通貨

は絶対にお勧めしません。

なぜならば、稼ぐどころか大きく損をする可能性が高いからです。

ブログにおいては、稼げるようになるまでおおよそ半年以上かかります。それも確実に半年経てば稼げるわけではなく、費やした時間全てが無駄になる可能性があります。

例えば半年間費やして無駄に終わってしまうと、他の仕事であれば稼ぐことができたかもしれない
月3万×6か月=18万円
が無駄になってしまうのと同義です。

株やFX、仮想通貨はお金を投資してもしも値上がりした場合にそのリターンを得ることで稼げる副業であり、素人が手出しをすると大抵値下がりして損を見ることになります。

こちらの損失は時間ではなく現金で損をするため、稼ぐどころか損失を出してしまうので、その道に経験や知識、スキルがある主婦の方以外はお勧めしません。

月3万円稼ぎたいのであれば、簡単に労なく稼ぐことばかりを考えるのではなく、具体的に何時間使って稼ぐかを考えて計画通りに稼げる副業のみを選択しましょう。