サラリーマンになって正社員として働いているものの、自分が当初描いていたキャリアのように進んでいかずに収入もなかなか上がらない。
何か収入を上げる手段はないものか。
そのように考えて本業に加えて副業を考え始めている方も多いのではないでしょうか。
しかし副業といってもPCスキルがそこまで高いわけではないので、一般的に良く聞くようなアフィリエイトや転売など、すぐにできそうにない。
そのため自分でもできそうな仕事で副業を探している方も多いはずです。
私は副業が解禁された昨今、多くの自分と同じサラリーマンの方より副業の仕方やおすすめについて相談をいただいています。
その中でも特に多い悩みが、
・パソコンを使わないと副業はできないのか
・すぐに取り組めて稼ぐことのできる副業はないものか
というものです。
インターネットが当たり前のように普及された現代においても、当たり前に活用されるのはインターネットの検索と閲覧が主であり、インターネットを活用してお金を稼ぐことはまだまだ普及し切れていないのが現状です。
そのため、パソコンを使わなくともお金が稼げる手段が問われているのです。
多くの方が学生時代にアルバイトを経験しているために副業として他にどんな仕事があるのかのイメージ自体は持っているものの、サラリーマンとしての本業に加えてできる効率良い副業を探されています。
今回はそんな方のために、サラリーマンが本業に加えて副業を効率よくこなすためにおすすめのバイトについてご紹介します。
平日日中に忙しいサラリーマンにとって、貴重な本業以外の時間を費やすわけですから、効率良く稼ぎたいのが本音です。
そこで、以下の分類で自分に最適なバイトを選択することが最も効率よく稼げる手段です。
最も効率良く稼げる手段としては、
・PCを活用して且つ専門的な業務
を実施することです。
しかしながら、
・普段からパソコンを活用しており、操作に不自由がないこと
・業界や業種において専門的な知識を持ち合わせていること
が必要であるため、少々ハードルが高いのが実情です。(もちろん、当てはまる方はこちらを実践することをお勧めします)
私が普段相談を受けている多くの方は
・PCを活用しない業務
・専門的な知識やスキルが必要なくすぐに実践し稼ぐことができる
副業です。
これに当てはまる中でおすすめの副業は以下の副業となります。
1:宿直
2:治験
3:交通調査
4:看板持ち
5:運転代行
どれもスキルや知識は特に必要はなく、その上で稼ぎが良いアルバイトになります。
中でも肉体的な負担も少ない業務から並べています。
場合によっては月収10万円以上を実現できるために、時間が許す限り検討の余地のある副業バイトということができます。
今は景気が上向きであるため最低賃金も高く、副業は収入を増やす上で効果的であると言うことができます。
しかし副業に熱中しすぎてしまうと、身体を壊しかねません。
本来、休日や本業終了後の時間は身体を休めるための時間であるのに対し、その時間までも働くことに費やしてしまっては元も子もないからです。
あくまで稼ぐための手段はサラリーマンとしての本業、その補助輪として副業を考えることが将来を見据えた上で最も収入を最大化できる方法ですので、目先の利益だけに捕われずに無理のない副業を行っていきましょう。
自分の状態を審査した上で最適な副業バイトを選択する
まずやるべきことは、しっかりと自分の状況を整理した上でどんな副業が最適であるのかを見定めることです。
漠然と空いた土日の時間を活用するとか、大体月に5万円稼げればいいとか、自分でもすぐにできれば何でも良いとかではなく、
自分の状態に合わせた副業を選択できなければ間違いなく続かないか、もしくは身体を壊してしまったらプライベートに影響を及ぼす事態に繋がってしまいます。
まずは以下のチェックシートに回答し自分が今どんな環境に置かれているのかを確かめてみてください。
その結果をもとにして、自分がどの副業が選択肢となりうるのか、結果を確認してみましょう。
タイプA:宿直のバイトの概要、メリット・デメリット
自分に最適な副業バイトがタイプAの宿直であった方は、以下の点でこのバイトに最適であると考えています。
・平日、休日において週2日以上、宿直に必要な夕方から朝方まで12時間以上の時間を確保することができる
・体力を浪費しない
・夜勤なので夜型に最適
宿直のアルバイトは、一言で言うと見張り番のバイトです。
研究所やホテル、病院など24時間体制で監視が必要な施設において交代制で監視を行うというものです。
そのため、従業員が稼働していない夕方から朝の通勤時間を対象に監視業務を行います。
ただ、基本的には監視カメラ等で見張り番を行うために立っている必要もありませんし、緊急時以外は備え付けの簡易ベッドで仮眠をとることも可能です。(おおむね6時間程度)
そのため夜勤であっても長く仮眠を取れる上に特段スキルを必要としない面はこの副業最大のメリットであると言えるでしょう。
また日給も1万円を超えるものが多いため給与面でも魅力です。
しかし、業務時間が基本的に長く、シフトの融通が効きづらい点(大体が17時~翌9時まで)はこの副業のデメリットになるでしょう。
タイプB:治験のバイトの概要、メリット・デメリット
タイプBの治験のバイトが最適であった方は以下の点で最適であると考えています。
・平日、休日で週1日、平均5時間程度の纏まった時間が取れる
・体力を浪費しない
・朝方なので、日中でもこなせる業務
治験のアルバイトは、聞いたことがある方もいるかと思いますが、試験薬を飲んでその反応や状況の調査を受ける、アルバイトです。
現在製薬会社が開発している薬の中で承認間近の薬を実際に試してみることで調査に協力し報酬を得ることができるという内容です。
そのため、基本的には薬を飲んで調査を受ける以外の業務をこなす必要がないため、ほとんどの時間を自由に使うことができますし、全くといって良いほど体力を浪費しません。
もちろん、日中にこなすことが可能なので、夜間に起きていなければならないとった条件もありません。
それでいて、平均1回10,000円ほどを受け取れる可能性が高いため、費用対効果の面で非常に優れていることは最大のメリットです。
案件によっては土日に宿泊型で長時間バイトすることもでき、その際にはそれに応じて報酬を多くもらうこともできます。
しかし、やはり世間に出回る前の試験薬という段階であるため、信用性について完全に保証されるわけではないことは覚悟しておく必要があります。
中にはサプリメント等、特に重篤な症状に繋がる可能性が全くない試験薬もありますが、何かしらの成分を身体に入れることは変わらないため、何も起きないとは誰も言い切ることはできませんし、何かあった際にはサラリーマンのキャリアに大きく傷を残すリスクもあります。
元来、薬は何かしらの身体的な異常に対して用いられる手段であり、健常者が接種するためのものではないためそこを念頭にバイトをこなす必要があるでしょう。
また、それに加えてアレルギー体質である等の条件の場合は治験を望んでも受け入れられない可能性が高いです。
そのため、何が起こるか分からない点、治験を受ける上で条件がいくつか設定されており誰でも行えるわけではない点はデメリットであると言えます。
タイプC:交通調査のバイトの概要、メリット・デメリット
続いてタイプCの交通調査のバイトが最適である方は以下がその理由となります。
・平日、休日で週1日、12時間以上の纏まった時間がとれる
・半日以上座り続けられる体力がある
・朝方なので、日中でもこなせる業務
交通調査のバイトとは、たまに町で目にすることもあるカウンター業務です。
都会ほどよく目にする機会が増えますが、ある場所にてどんな人がどれだけ通ったかをカウントするのが仕事内容です。
そのため、道路の側面等に椅子を置き、12時間以上人の流れを観察しカウント業務をし続ける必要があります。
座ることができるといっても人の流れを常に意識して数えなければいけないのでそれなりに体力のいる仕事といえるでしょう。
しかし、1日で1万円~3万円と纏まった金額を稼げる可能性が高いことは大きな魅力です。
人を見てボタンを押して数えるだけ、なので非常に簡単に座りながら業務をこなせる上でに高単価の報酬を得られることは大きなメリットですが、連続してやり続けて身体を壊す可能性も高いためその点はデメリットであると言えるでしょう。
無理をすることでサラリーマンとしての本業に支障を来すことも考えられます。
ですので、緊急で1日だけアルバイトをする必要がある方や、月に1度くらいでこなしていきたい方にお勧めします。
タイプC:看板持ちのバイトの概要、メリット・デメリット
次にもう1つのタイプCである看板持ちのバイトを紹介します。条件は以下の通りです。
・平日、休日で週1日、6時間以上の纏まった時間がとれる
・半日程度立ち続けられる体力がある
・朝方なので、日中でもこなせる業務
看板持ちのバイトは交通調査に似ており、異なる点は、
・業務時間の長さ
・座るのではなく立っていること
・カウントも求められず看板を持つだけで良い
という点です。
中には座って良いというバイトもありますが、印象を良くするという観点からしっかりと立って広告を持つことで通りかかる人に目の止まるようにするのが主となります。
立ち続けるという点から、作業時間は交通調査よりも短くなりますが、それでも長時間纏まった時間立ち続ける体力が要求されます。
そのため、立ち続ける体力に自信のある方であれば気軽に取り組むことのできる副業と言えます。
半日弱、立ち続けるだけで何もせずに、だいたいの案件で時給1,000円以上が約束されているので、その点でメリットのある副業であると言えますが、
交通調査同様、体力勝負であるという点で続けることが難しいこと、また案件によってはイメージを良くするためにスーツ等の正装が要求される可能性があることはデメリットであると言えます。
タイプD:運転代行のバイトの概要、メリット・デメリット
最後にタイプDの方は以下の理由でこの副業が最適であると考えています。
・平日、休日で週2日以上で5時間以下の纏まった時間がとれる
・夜間に纏まった時間働く体力がある
・夜型なので、夜勤がこなせる業務
運転代行は、夜にお酒を飲んでしまって乗ってきた車で帰ることのできなくなってしまった方の代わりに運転を代行して家まで送り届ける業務です。
ですので、基本的には夜の業務になるため、夜型で夜勤をこなせる体力があることが求められます。
しかし、夜勤であるために時給は高く、基本的には平均2,000円前後で業務にありつける機会も多いです。
また車が好きな方には車を運転するだけでお金を稼げるので効率が良いとも言うことができます。
時給が高い点、夜の5,6時間程度車を代行運転するだけなので、車を運転することに慣れている人にとっては効率が良いことがメリットですが、作業中仮眠等取る時間はないこと、車が好きでないとなかなか続けるのは厳しいこと、泥酔者の相手も強いられる可能性があることがデメリットになるかと思います。
車の運転が好きで運転することを副業にしたいという方でなければあまりお勧めできないかもしれません。
以上のように、タイプによって最適な仕事が大きく異なってくるため、自分にあった副業を選択し、サラリーマンとしての本業に支障を来さないようにしましょう。