在宅ワークでデータ入力は未経験でも稼げる?始め方と稼ぐコツ

手軽にお小遣い稼ぎができることで人気の在宅ワーク。

皆さんも考えたことはありませんか?

ですが、在宅ワークを経験したことがない方にとっては自分でもこなせる業務なのかどうか不安になることも多いかと思います。

在宅で行う仕事はそのほとんどはPCを活用した仕事になります。

ですので、普段からPCを使っていないとタイピング速度に自信を持つことができず自分には到底できない仕事だと思われがちです。

しかし、普段PCを活用したことがなくとも、在宅ワークが未経験であっても、データ入力の仕事など未経験でも収入を得る仕事は存在するのです。

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在宅ワークでデータ入力の仕事とは?

データ入力の仕事は、基本的にはあらかじめ指定されたデータを指定されたフォーマットに則って入力する作業をこなす仕事であり、あまりスキルや知識を要しない仕事である点が特徴です。

また、データを入力する関係上基本的にはパソコンを活用することになるため、インターネットやエクセルなど各種ツールを利用できる必要があります。

在宅ワークで仕事を行う場合、個人事業主として仕事をこなしていくことになるため、時給制ではなく、定められた量を納品することで報酬を得る形になります。

そのため多額の収入を得るためには、どれだけ量をこなすかが重要となり、いくら時間を掛けても量が少なければそれだけ報酬が低くなってしまうため、効率的に仕事を進めることが求められます。

特に普段会社員として本業がある場合には、平日の夜、もしくは土日を活用して在宅ワークを行うケースが多くなりますが、貴重な休日の時間を掛けてもあまり稼げないのであれば費用対効果が見合わなくてなってしまいます。

それならば、在宅ワークをするよりもコンビニなどでバイトをした方が効率的と言えるでしょう。

ただ注意しなければならない点が、単に数をこなせば良いというわけではないということです。

データが正しく入力されていなければ納品しても検査時に認められないケースも多く、量と共に質も担保する必要があります。

量をこなさなければ多額の報酬を得ることは難しい一方で、同時に仕事が正確でなければ認められない仕事であるため、効率良く正確に作業を進められるコツを掴まなければなりません。

この2つを最初から満たすことは難しく慣れないとキツイ作業となるため、せっかく始めても挫折して辞めてしまうことも少なくありません。

データ入力の仕事形態は2種類

実は、データ入力の仕事は在宅ワークでなくとも行うことができます。

最近の流行りでは、在宅ワークとしてデータ入力の仕事をこなすことになるのですが、副業が盛んになる前は、企業がアルバイトやパート、または事務職として正社員を迎えた上で行われることが主流でした。

そのため、企業で募集されているデータ入力に関する求人を探し応募した上で、仕事を行うこともできます。

それぞれの働き方について、どんなメリット、デメリットがあるのかについて、以下の章に纏めた上でご紹介します。

企業でデータ入力

企業でデータ入力の仕事を行う場合には、データ入力以外の仕事も行わなければならないことを念頭に置いておく必要があります。

在宅ワークでは納品あたりの単価で報酬を受け取るのに対して、会社に勤めて報酬を受け取る場合、多くの場合で時給制、または月給制になります。

そのため、主な業務内容としてデータ入力を挙げていても、時間で雇用している関係上、データ入力を含む他の業務もこなさなければならないのです。

例えば、電話対応や問い合わせメールへの返信対応、その他雑務など事務的な動きをする中でデータ入力をこなしていくことが多くなります。

また加えて、企業に勤めるとなると一緒に働く人がいることになるため、コミュニケーションが発生します。

人付き合いも含めて、必要に応じてコミュニケーションを取らなければならないことは、人によってはストレスになるかもしれません。

以上のように、企業で勤めることは在宅で仕事をするよりも業務面、コミュニケーション面でデメリットがありますが、メリットもあります。

上記でも述べましたが、企業で勤めることは時給制、月給制になるために、例えデータ入力数が少なくとも時間に応じて定められた報酬を受け取ることができます。

現在の東京都の最低賃金は1,000円を超えているため、1時間働けば確実に1,000円以上稼げるため、その時々のパフォーマンスに影響されず収入を得られる点は大きなメリットになるでしょう。

またパソコンも基本的には貸出されるために、パソコンを持っていなくとも購入せずに業務にあたることができ、初期費用が掛からない点もメリットと言えます。


【企業でデータ入力するメリット・デメリット】
・メリット
時給制で稼ぐことができる
パソコンが貸し出される
データ入力のやり方について教えてもらいながら作業できる

・デメリット
データ入力以外の事務業務が発生する
コミュニケーションが発生する
作業時間と場所を選べないため、決められた時間と場所で必ず業務を行う必要がある


在宅でデータ入力

在宅でデータ入力する場合、個人で仕事を行っていくために時間も場所も自分で決めて作業を進めていくことになります。

仕事の進め方においても、基本的にはメッセージやメールでのやりとりで完結することが多いため、対面でのコミュニケーションは発生せず、データ入力以外の業務が発生することもありません。

しかし、基本的に決められた単価に対し納品した分だけ報酬が支払われるシステムのため、自由に仕事ができる反面、自分でしっかりと作業する意志を持って進めなければ稼ぐことはできないでしょう。


【在宅でデータ入力するメリット・デメリット】
・メリット
作業時間、作業量、作業場所を選ばずに自分の意志で仕事をこなすことができる
データ入力以外の作業が発生しない
対面で人とコミュニケーションを取る必要がない

・デメリット
納品した分だけしか報酬が得られない
自分でやり方を学んで作業を進めなければならない
パソコンがなければ購入する必要がある


在宅でできる人気のデータ入力業務の内容

在宅でデータ入力の仕事をこなす場合には基本的には自分で案件を探して受託し開始することになります。

そのため、どんなジャンルの仕事を行うのかは自分の意志で選択することができます。

例えば、在宅で行える人気のデータ入力案件としては、以下のような内容の仕事が挙げられます。


【テープ起こし】
・内容:企業が会議やインタビュー等を行ったデータを解読し文字に起こしていく仕事。
・単価:1文字あたり約0.1円~0.2円ほどが相場。文字起こしを行った数に応じて報酬が支払われるケースや、テープ一本当たりの単価で決められるケースがある。

【メディアやブログ用のデータ収集】
・内容:企業が運営するWebメディアや個人が運営するブログに載せる記事に利用するデータを収集する仕事。
・単価:定められたジャンルに対するデータ入力1件あたりに報酬が支払われるケースが大半。入力するデータに応じて単価のレンジが広く、おおよそ1件あたり10円~100円ほどが相場。自分でインターネット検索を行った上でデータを収集し入力する手間のかかる案件ほど高単価。


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求人の探し方

在宅ワークを行う場合は、仕事の発注者と一切顔を合わせずに仕事を進めていくことになるために、求人を探す場合には信頼のおける求人を見付けることがとても重要になります。

求人自体は一見信頼がおけそうであっても、実態はそうでないケースも散見されるため注意が必要です。

もしも悪意のある業者や発注者に出くわしてしまうと、以下のようなケースに遭遇する可能性もあります。

・研修費の支払いを請求される
・会員登録費を請求される

こうなると、新たに収入を得ようとしているにも関わらず、逆にお金を失ってしまう可能性があります。

基本的に、仕事を頼んでいるにも関わらずお金を要求してくることはあり得ませんし、データ入力の仕事に研修は必要ありません。

このような事態を避けるために一番良い方法は、一般的に信頼のおける求人サービスを利用することです。

信頼のおけるサービスは優良企業が運営しているケースが多く、詐欺に近い求人や怪しい求人は掲載しないよう審査体制も整っているため、初心者でも安心して求人を探すことができます。

そのため、在宅ワーク未経験者であれば、求人を探す段階から躓かないよう信頼のおけるサービスを利用するようにしましょう。

データ入力案件を探す場合には、クラウドワークスの利用がおすすめです。

私自身も何度も利用したことがありますが、運営がしっかりとしており信頼のおけるサービスであるため余計な心配をせずに仕事を進めていくことができます。

クラウドワークス

現時点で私が最も信頼のおけるサービスがクラウドワークスになります。

クラウドワークスは基本的にはフリーランスで活動するプログラマーやエンジニアの方が個人で仕事を受注する際に活用しやすいサービスです。

クラウドワークスのサイト上で仕事の発注や受注が完結できるため、パソコンが1台あれば全てのやり取りを行うことができます。

このようなサービスは他にもいくつかありますが、クラウドワークスが信頼のおける点は主に以下の2つです。

・名前が知れている大手企業のサービスである
・Webサイトだけでなくアプリも出しているサービスである

上記2点が担保されていることで、怪しい案件が掲載されているリスクが軽減されます。

優良な発注者が多く未経験者でもしっかりと対応できるようにマニュアルも整備されており実績に応じて時給を上げてくれる案件も多いです。

また、信頼のおけるサービスに多いのが上Webサイトだけでなく、スマホアプリも出しているという点です。

アプリを出すということは、それだけ運営体制が整っていないとできませんが、それを実現できていることは、ユーザーに対してしっかりとした価値基準を持ってサービス提供をしていることになります。

クラウドワークスはこの基準も満たしていることでさらに信頼のおけるサービスと言えるでしょう。

在宅でデータ入力を試してみたい方に自信を持ってお勧めできるサービスですので、初心者の方や、他のサービスが信用できず副業の一歩目を踏み出すことができずに悩んでいる方は是非試してみてください。

求人サイト

クラウドワークスの他には、求人サイトを利用して求人を探す方法もあります。

多くの求人サイトは正社員の求人情報を掲載し、基本的には転職のための求人が多く掲載されているのが一般的ですが、以下のサービスを活用すれば転職向けの求人、副業や在宅ワークのための求人問わず検索することが可能です。

・インディード

インディードはCMも盛んに行っていますが、日本中のあらゆる求人をこのサイト1つで検索できるサービスです。

転職向けだけでなく、副業や在宅ワークの求人も取り扱っており、多くの在宅ワーク求人を見付けることができます。

もちろん、未経験歓迎である求人も多く見つけることができるため、すぐに応募することが可能です。

このように、クラウドワークスの他に求人サイトで見付けたい場合には、まずはインディードで日本中の求人から絞り込み検索をする方法がおすすめです。

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在宅でデータ入力を始める上で必要なこと

最低限の項目として、以下の項目さえ満たせていればデータ入力の在宅ワークならまず問題ないということができるでしょう。

・インターネットが使える
・遅くともタイピングができる

これさえできれば、まずデータ入力の仕事はこなすことができるでしょう。

どんなに速度が遅くともコツコツとこなすことができる胆力と時間さえあれば自分のぺースで完了させることができますので、スピードは全く問題となりません。

簡単なPC操作(インターネットとExcel)さえできれば知識は全く不要で未経験でも簡単に行える仕事なのです。

逆に、同じ作業を繰り返すのが苦手であったり普段から2時間以上の纏まった時間を確保できなかったりする方はPC操作が行えてもあまり向かない仕事になるでしょう。

必要なスキル、知識や勉強

データ入力の在宅ワークは最も簡単な仕事に分類され、基本的には特別必要となるスキルや知識はありませんし、新たに勉強する必要もありません。

・未経験
・無スキル
・無資格

上記のような状態であったとしても仕事をすること自体は可能であり、実際に求人に応募した上ですぐに取り組むことができます。

強いて挙げるとするならば以下の操作ができなければスムーズに仕事をこなすことが難しいと言えますが、パソコンを使ったことがあれば問題とはならないでしょう。

・PCを起動し、Excelを起動することができ、最低限のタイピングは行える
(速度は関係なく、ローマ字入力、仮名の切り替え等が行える)
・インターネットを使ってクラウドワークス等のクラウドソーシングサービスを行っているサービスへ会員登録し仕事を見つけることができる
・Excelを新規保存することができる

最低限必要なことはこの3つだけであり、これができれば誰でもデータ入力の仕事で収入を得られるようになります。

ただ、誰でも簡単に行えるということは裏を返せば「人の手を借りなければ達成できないほどの膨大な単純作業」ということです。

必然的に長時間ひたすらデータを入力し続ける作業が求められるため、同じ作業をやり続ける根気と体力が求められます。

何よりも求められる仕事でありこれがなければ例え1度仕事をこなすことができてもその後継続することは難しいでしょう。

必要な研修や作業

前章での繰り返しになりますが、データ入力の仕事において必要な研修や事前作業は何もありません。

クライアントによってはクライアント保有のシステム上でデータの入力を行う仕事もあるため、その場合には仕事を請け負った上でマニュアルを読む必要がありますが、研修や準備という程のものではないでしょう。

私が紹介したクラウドワークスであれば基本的に心配はいらないと思いますが、中にはデータ入力の仕事であったとしても弱みに付け込むことでお金を騙し取ろうとする人もいます。

例えば以下のようなケースです。


【ケース①】
・データ入力で稼ぐためには、品質を担保するために必ず受けてもらう研修がある。最初だけ研修費用として10万円払ってもらう必要がある。

【ケース②】
・とある研修を受けてもらうことで納品スピードが速くなり高品質が担保されるようになる。とある条件に達した時に時給を上げることもできる。特別な研修を用意しているのでこれを受けてもらえば今後時給を上げられるが受けてみないか。

【ケース③】
・仕事を正式に発注し納品してもらう関係を構築するために会員登録してもらう必要がある。会員登録に5万円/年間の費用が発生する。


特に、在宅ワーク未経験の場合には右も左も分からず言われるがままに受け入れてしまい被害に遭ってしまうケースがあるようです。

何度も言いますが、データ入力は特段スキルや経験、資格を必要としない誰でも簡単にできる在宅ワークであり研修や会員登録が事前に必要になる場面は存在しません。

これだけは覚えておき、詐欺に引っかからないように心がけましょう。

在宅でのデータ入力における稼ぎ方

これまで、データ入力の仕事は基本的に誰でも行える旨お話してきました。

これ自体には嘘偽りはなく、実際に試していただけるとすぐに事実であることがお分かりになるかと思います。

しかし、仕事ができるからといって誰しもが思ったようにお金が稼げるかと言うとそうでもありません。

一章のデータ入力の仕事を説明した時にも記載しましたが、むしろ、やってはみたものの思ったように稼げずにリタイアしてしまう方も多く存在します。

その理由は大きく分けて2点です。

【データ入力で稼げずに挫折してしまう理由①】
・データ入力1件あたりに掛かる時間が多く1時間あたりに完了件数が少ない。そのため、作業時間の割に得られる報酬が低く割に合わない

【データ入力で稼げずに挫折してしまう理由②】
・データ入力成果物の納品において、ミスが多く思ったよりも報酬が得られなかった。


まず1つ目に挙げられるのが、データ入力に掛かる時間がどうしても削減できずにあまり報酬を稼げないケースです。

特にデータ入力未経験の初心者であれば最初にぶち当たるのがこのケースであり、データ入力の作業に慣れていないため時間が掛かります。

時間が掛かれば掛かるほど1時間あたりの報酬は減ってしまうため、時給換算するとアルバイトやパートでの時給と比較してかなり低い金額になってしまいます。

それが続くと、費用対効果が見合わないと感じ断念してしまうのです。

2つ目に、ミスが多く納品時に成果物と認められないケースです。

当然ながら、間違っている情報や嘘の情報を提出しても、クライアントが認めるわけはありません。

クライアントは望んだとおりの情報を正確に入力してほしいと感じており、それが満たされなければ納品とは認められず、結果として報酬が支払われることはないのです。

これも作業スピードと同様に、未経験で始めた際にはどうしても打ち間違いが多くなってしまいます。

1件や2件であれば上出来で、多い場合は全体の1割が納品と認められないケースもあります。

これは想定した報酬よりも1割少ないのと同じであり、これが続くことで挫折してしまうのです。

このように、在宅でのデータ入力作業は簡単で誰でも始められるため、入り口としてはかなりハードルが低いものの、「お金を稼ぐ」となるとかなり頑張らなければ思ったように稼ぐことはできません。

しかし、もしもこのハードルを乗り越え経験と実績を積んでいければ月5万円ほどは稼ぐことも可能でしょう。

作業のスピードや質が改善されていくことで、クライアントから実績を認めてもらえるようになり、信頼が上がることで1件あたりの単価が上がっていきます。

すると、納品数が少なくとも多くの報酬を手にすることができるようになります。

【単価アップの例】
・最初
@0.5円で5,000データ入力、月間10本納品=報酬25,000円
・数か月後
@1.0円で5,000データ入力、月間10本納品=報酬50,000円


この例は、1件あたり0.5円だった単価が、実績に応じて1円まで上がった例となります。

これにより、最初は月に2万5,000円しか稼げなかったところが、単価が2倍になったことで月に5万円まで稼げるようになります。

実際に、月間10本であれば3日に1度数時間の作業時間を確保すれば実現可能であり、この例のように月5万円稼げる可能性は高いと言えるでしょう。

以上のように、在宅ワーク未経験者であっても、信頼のおけるサービスで実績を少しずつでも積んでいくことができればそれなりの金額を毎月稼ぐことができます。

稼ぐポイントは如何に挫折しないで継続できるかという点です。

目の前の報酬や作業実績ばかりに目を向けるのではなく、長期的な視点で稼ぐことを考え一歩ずつ歩んで仕事をこなすことが、データ入力の仕事で稼ぐコツになります。